韓国の携帯電話を購入

疲れが出て風邪気味の中、そろそろ手に入れておかないと何かと不便を来たす(らしい)携帯電話を買いに出かけた。
日本で使っているSoftBank携帯電話(709SC)を持ってきているのだが、これの国際ローミングサービスだけでやっていくにはやはり問題がある。

  1. 韓国の携帯からこの電話にかけるためには、国際電話の要領でかけないといけない(結果として韓国人はめんどくさがって、まずかけてこない)。
  2. 発信だけならともかく、受信にも料金がかかる(しかも、それがお安くない)。

というわけで、韓国の携帯電話を買うことにした。今まで買わずにいたのは、単に「電話が好きではない」という私自身の勝手な理由による*1


こちらで携帯電話を購入するのは初めてなので、事前に少し下調べ。
2009年1月の時点で、いちばん役に立つのはおそらくこちらの記事。
【レポート】韓国でプリペイド携帯を買ってみよう
ちなみに、記事を書いたご本人による補足がこれ。
「韓国でプリペイド携帯を買ってみよう」の記事を書きました
そして、上記の記事にも出てくるテクノマートと、その中にある外国人の携帯電話購入に慣れたショップ「강변통신(江辺通信)」の記事がこれになる。
テクノマート テクノマトゥ(테크노마트)
江辺通信 カンビョントンシン(강변통신)
これくらいの予習をしてから、地下鉄2号線に乗って강변(江邊)駅へ。テクノマートは東ソウルバスターミナルの反対側に聳えている。ここの6階は本当に携帯電話ショップだらけ。江辺通信は隅っこに比較的こじんまりと店を構えている。
応対してくれたのは日本語のできるお姉さん。「カードフォンを契約したいんですけど…」というと、中古のコーナーを指してくれた。安いのから高いのまで、程度はいろいろ。値段は訊けば教えてくれるし、「安いのはどれですか」と直接訊いてもよい。
コンパクトでボタンやヒンジがちゃんとしてさえすれば特にこだわりがなかったので、並んでいる中から適当に60000ウォンのLG電子製スライド式携帯電話を選んで契約をお願いする。
その後の手続きは、基本的にショップ側で進めてくれる。こちらがすることは、パスポートを渡して、最終的なサインをするくらい。電話をかけたりファックスを送ったりしながらてきぱきと手続きが進むのを、こちらはただ待っているだけだった*2
とりあえず今回払ったのは、本体+SIMカード(10000ウォン)+充電器(10000ウォン)+通話料金チャージ(10000ウォン)でしめて90000ウォンなり*3

取説などもちろんついていないので、少しずついじりながら、ぼちぼちと使っていこうかと。こんな使い方もできるらしいし。
あと残された問題は、チャージの追加。お店では「SHOWブランドのKTFのお店に行けば大丈夫」と教えてもらったが、上のレポートとどちらを信用すればいいのか。韓国では、数ヶ月でこういった事情が変わることも少なくないので、実際に試してみないと何とも言いようがないか…。

*1:自分自身は携帯電話など持っていなくても平気なのだが、私に連絡の取れない周囲が何かと不便な思いをするらしい。もっとも、持っていたところで、私は滅多に電話に出ないのだから、実際あんまり変わらないような気もするのだが…。

*2:途中、外国人登録証の有無を確認されたが、結論から書けば、今回買った「SHOW」ブランドのKTFは、パスポートだけで契約は可能であった。ただ、「入国後1週間経過している」ことを確認されたので、それが要件となっているとすれば、数日程度の旅行の合間に携帯電話を買う、といった買い方は難しいかも知れない。その場合は、レンタル携帯電話を利用するということになるだろう。

*3:「カードOK」と記事にはあるが、現金払いのほうが歓迎されることは間違いない