光州で留学生活
ここと同じ検索ワードで引っかかってきたブログに、光州で留学中の方のものがありました。
留学先は朝鮮大学校みたいですね。朝大はかなり規模の大きな総合私立大学で、市街地の東部・無等山の麓に美しいキャンパスが広がっています。個人的には行ったことはないんですけど、旧道庁前から方向を間違えて乗ってしまったバスで大学の前を通りがかったことがあります。
黎明期の韓国プロ野球について書かれた関川夏央さんの本を読むと、光州が遠くて暗い僻地であった頃、日本から光州へ単身赴任した人物の陰鬱とした心象風景が描かれていたりします。
海峡を越えたホームラン―祖国という名の異文化 (1984年)
- 作者: 関川夏央
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1984/10
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まあでも、考えてみれば、光州の無等野球場の姿は、ほとんど当時のままなような…。
2002年ワールドカップで韓国チームがベスト4進出を決めたことで知られる光州ワールドカップスタジアムとの対比は、そのまま光州の現代史の反映であるのでしょう。
そういえば、光州尚武フェニックスといい、起亜タイガースといい、ここのところ万年下位が定着していた感のある光州のプロスポーツは今年、やけに元気で調子がいい。滅多にないことかも知れないので、いい試合を観に行くなら今のうちかも。