ガンバ大阪3連勝、新スタジアム建設にはいまだ光見えず

上位圏に食い込むにはまだまだですが、ようやく2ケタ順位を脱しつつあるのは何より。

次節の仙台戦のあと、鹿島・名古屋と続く夏の連戦をどう乗り切るかが、リーグ後半戦のカギになってくるでしょう。

G大阪・橋本、3連勝導く3試合連続得点
2010.8.7 22:28


前半、G大阪・橋本が先制ゴール=広島ビ(撮影・榎本雅弘)

 J1第17節第1日(7日、広島0−2G大阪、広島ビ)今のG大阪を引っ張っているのは日本代表の遠藤でも、チーム得点王の平井でもない。橋本がチームを3連勝に導いた。3試合連続のゴールに「3戦連発は初めて。気持ちいいですね」と笑顔を見せた。

 相手守備を振り切った。前半22分、猛然とペナルティーエリア内に走り込み、安田理の左クロスに滑り込みながら右足を合わせて先制ゴールを奪った。押し込まれていた流れを一気に変えて、4分後のオウンゴールでの追加点を引き寄せた。

 31歳は攻撃的なG大阪を献身的な守備で支えてきた。玄人好みのMFは、先月28日の神戸戦でも鋭い飛び出しでクロスに合わせた。1日の山形戦では強烈なミドルシュート。絶対的なストライカーが不在な状況で、ゴールへの意識が高まったようだ。西野監督は「攻撃だけでなく、守備とのバランスが取れる選手としていいパフォーマンスをしている」とうなる。

 G大阪が誇る攻撃陣に貴重な得点源として加わった。橋本は「このまま続けて10ゴールまでいきたい」と高らかに宣言した。

http://www.sanspo.com/soccer/news/100807/sca1008072230015-n1.htm


それはそれとして、新スタジアムのほうは、もう期待してません…。あと10年は万博競技場で戦う覚悟でいたほうがいいかも知れませんねこれは。

ガンバ大阪、新スタジアムの完成予想図発表 建設地は未定
2010/8/7 2:45

 サッカーのJリーグ1部(J1)のガンバ大阪は6日、計画を進めている新スタジアムの完成予想図を発表した。建設実現に向けて設立した「スタジアム建設募金団体」が設計・施工業者に竹中工務店を選定。ただ、肝心の建設地は決まっていない。

 観客席を覆う屋根は選手が肩を組む円陣をイメージした設計。鉄骨の使用量を通常より3割減らしてコスト削減を図っている。

 百数十億円を見込む建設費の大部分をスポンサーやサポーターからの寄付で賄う。2012年3月の完成を目指していたが、候補地の万博記念公園内の用地提供を巡る吹田市との交渉が難航。団体はG大阪が募金の受け皿にしようと今年3月に設立し、G大阪の役員や下妻博関西経済連合会会長らが理事を務める。

http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E2E4E2E0808DE2E4E2EAE0E2E3E29391EAE2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2

建設地も決まってないのに、ここで完成予想図だけ発表されましてもねえ。

で、ガンバ大阪の新スタジアムのニュースが出ると、同じ時期に韓国の新球場建設のニュースが示し合わせたかのように出るのが不思議。負け残り勝負でもしてますのん?

新スタジアムといい、新球場といい…

記事入力 : 2010/08/08 08:06:47
野球:問題山積のドーム球場建設(上)

 韓国野球委員会KBO)の兪栄九(ユ・ヨング)総裁には、今年三つの目標がある。プロ野球の観客動員数600万人突破、広州アジア大会での優勝、そして新たに球場を建設することだ。新しい野球場の必要性は、2006年に開催されたワールド・ベースボール・クラシックWBC)で韓国代表がベスト4に進出して以降、毎年のように話し合われてきた。そこで、現在の進展状況を追ってみた。

■市長が変わり、意欲的な光州

 光州広域市の姜雲太(カン・ウンテ)新任市長は、新たな球場建設に対して積極的だ。野球場建立市民推進委員会と光州市が先月6日、共同で開催した市民公聴会で、2万5000人収容可能な開放型球場を建設することで合意した。モデルとなるのは、今月初めに市と議会の関係者らが視察した日本の広島市民球場。姜市長は、ムドゥン競技場内の総合運動場がある場所に野球場を建設し、従来の野球場はアマチュア用として使用し、周辺一帯を野球タウンとして造成する計画だ。

 問題となるのは財源だ。姜市長は市の予算から300億ウォン(約21億8000万円)を支出する、との立場を明らかにした。これは、09年のWBC大会で準優勝した後、柳仁村(ユ・インチョン)文化部長官が「政府と地方自治体、地元のプロ球団がそれぞれ300億ウォンずつ出資するのはどうか」と提案した「3−3−3プラン」に基づく。また、文化体育観光部のキム・ギホン体育局長も、「体育振興法の改正で支援金を集めやすくなった。光州、大邱、大田の3球場に計1000億ウォン(約72億8000万円)ほどの資金を支援することが可能だ」との考えを示した。

 一方、地元球団のKIAは、支援金の出資に難色を示している。1990年代初めにヘテ・タイガースの団長を務め、光州野球場の建設を背後からバックアップしているKBOのイ・サングク総裁特別補佐は、「光州の責任を担う姜市長の意思が固いだけに、このチャンスを逃してはならない。地元球団が消極的ならば、そのほかの方法で財源を確保することも考えている」と話した。

http://www.chosunonline.com/news/20100808000016

記事入力 : 2010/08/08 08:06:55
野球:問題山積のドーム球場建設(下)

■暗礁に乗り上げた安山ドーム

 当初の予定では先月から工事が開始されることになっていた安山ドーム球場は、市長が交代したことで、予定が完全に狂ってしまった。新任のキム・チョルミン市長は、ドーム球場の収益性を検討した上で、事業を再開するかどうかを決める、との立場だ。安山市の関係者は、「ドーム球場を建設するとなれば、莫大(ばくだい)な規模の運営・管理費が必要になるが、これを野球場の観戦収入だけで補うのは到底不可能だ。その上、プロチームが安山に来てくれるという保障もない」と否定的な考えを示した。

 昨年12月、優先交渉事業者として選ばれた現代建設は、初期費用としてすでに200億ウォン(約14億5000万円)を支払っている。安山市のキム・ハクミン課長は、「これを白紙化した場合、事業者側との法的問題に突入するだろう。建設計画を完全に水に流すか、あるいは今後も進めていくかは未定」と話した。

■工期が問題の高尺洞ドーム

 ソウル市九老区高尺洞に建設予定のドーム球場は、現在工事が15%ほど進んでいる段階だ。ところが、当初の計画だった2万人分の観客席を2万2258席へと増やし、屋根を半分だけ覆うハーフドームから全面ドームへと設計を変更したことで、工期が延長し、さらに多くの費用が必要となった。

 ソウル市体育振興課のイ・サンオク担当官は、「(当初2011年末までに完工の予定だったが)長く見て、12年12月までには工事が終わる見込みだ。完工後は、ひとまずアマチュア野球場として使用する予定だ」と話した。

 これに対し、大韓野球協会側は「12年8月に行われる世界青少年野球選手権大会のソウルでの開催をすでに誘致した。それまでに完成しなければ困る」と、工期の短縮を要求している。

■具体性に欠ける大邱

 大邱市は昨年10月、ポスコドーム球場建設のための了解覚書(MOU)を締結した。続いて今年2月には、ポスコ側が事業提案書を提出したものの、建設予定地に共同住宅が密集していることを理由に、大邱市側が突然見直しを要求、現時点では何も進んでいない状況だ。

 大邱市体育振興課のイム・ドンヒョン事務官は、「ポスコ以外の業者からも提案書が寄せられる見通しだ。8月には最終案を出す」と、あくまで建設には前向きな姿勢だ。しかし、今のところ決まっているのは、大邱ワールドカップ競技場の隣にドーム球場を建設するという計画のみだ。

高錫泰(コ・ソクテ)記者

http://www.chosunonline.com/news/20100808000017