韓国とボリビアがリチウム開発協力に合意

こちらの記事の続報。

李明博さんとモラレスさんが握手してる写真って、なんだかとっても不思議な感じ…。てか、韓国にはボリビア大使館がまだ設置されてなかったんですね。

2010/08/26 13:15 KST
韓国・ボリビア首脳、リチウム開発協力に合意

【ソウル26日聯合ニュース李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日、韓国を訪れているボリビアのモラレス大統領と青瓦台(大統領府)で会談した。両首脳は、ボリビアのリチウム開発と産業化に向けた研究に韓国企業が参加することで合意した。

 李大統領はモラレス大統領が韓国企業の参加に向け関心と支援を惜しまなかったことに謝意を示し、モラレス大統領はリチウム開発・産業化実現の研究過程で韓国の企業と研究所が示した熱意を高く評価した。


リチウム開発に関する基本合意書に署名し、握手を交わす李大統領(右)とモラレス大統領=26日、ソウル(聯合ニュース

 また、モラレス大統領は、韓国企業のボリビアでの円滑な活動を支援するため、韓国企業関係者に5年の複数ビザを発給する一方、韓国との関係強化に向け駐韓ボリビア大使館を早期に開設する方針を明らかにした。あわせて、韓国政府に開発協力事業の拡大を要請した。

 これに対し李大統領は、韓国政府が2014年までに2億5000万ドル(約211億円)の対外経済協力基金(EDCF)借款をボリビアに支援し、来年度の経済発展経験共有事業(KSP)の対象国にボリビアを含める案を、積極的に検討する考えを示した。

 このほか、李大統領は北朝鮮による韓国海哨戒艦「天安」撃沈に対する韓国政府の立場を説明した。モラレス大統領は犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、「朝鮮半島の緊張を高める北朝鮮の挑発行為が繰り返されてはならない」と述べた。

 両首脳は会談終了直後、韓国鉱物資源公社とボリビア鉱山公社の「ウユニ塩鉱山の蒸発資源産業化研究開発に関する了解覚書」締結式に立ち会った。両首脳はこの覚書締結を機に、ウユニ塩湖に埋蔵されるリチウムの開発に向けた両国間協力本格化の基盤が整ったと評価し、今後もさらに協力を強化することで一致した。

 ボリビア西部に位置するウユニ塩湖には、世界のリチウム埋蔵量の約半分(540万トン)が埋蔵されている。資源開発権をめぐり韓国、日本、フランス、ブラジルなどが競争を繰り広げるなか、李大統領の実兄、李相得(イ・サンドゥク)ハンナラ党議員が大統領特使としてことし1月まで3回にわたりボリビアを訪問し、開発権獲得に向け交渉を行った。

 李大統領は、同日午後にモラレス大統領と随行団を青瓦台に招き、夕食会を開く。この席では両国間の通商・エネルギー協力の強化策について意見を交換する予定だ。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2010/08/26/0900000000AJP20100826002300882.HTML

これをきっかけに、韓国でボリビア研究の需要が増すとか…あるのかな?