「何でもかんでもお金に換算すんな」という声もあるでしょうが、そうやって換算して考えるのが経済学的なやり方ですから。
うり坊&みわ“癒やし”経済効果5億6900万円
子ザルの「みわ」を背中に乗せ、園内を走り回る「うり坊」 Photo By 共同京都府の福知山市動物園でイノシシの赤ちゃん「うり坊」が子ザルの「みわ」を背中に乗せて走り回る姿が人気を呼ぶ中、関西大(大阪府吹田市)の宮本勝浩教授(理論経済学)らは26日までに、京都府内に及ぼす経済波及効果が約5億6900万円に上るとの試算を発表した。
発表によると、人気コンビによって来年3月までに動物園を訪れる観光客が約7万1000人増えると予測した上、交通費や土産品代、宿泊費、飲食費などの消費額をはじき出した。
宮本教授は「コストもかけずに人に癒やしを与え、地域を活性化していて素晴らしい」と話している。
みわは先月、園内を散歩中にアライグマに襲われ手足を19針縫うケガを負ったが、10日後にはうり坊の背中に乗り“コンビ”が復活した。
[ 2010年11月27日 ]
年末にも到来するであろう〈コンビ解消〉までの期間限定の〈稼ぎ時〉であるにもかかわらず、「カレンダーを作っても通販しない」というのが、なんとも慎ましいです。さすがは福知山市動物園です。
みわちゃんとウリ坊、カレンダーに 福知山市動物園
福知山市動物園で一緒に散歩する仲むつまじい姿が人気を呼んでいる子ザルの「みわちゃん」と幼いイノシシの「ウリ坊」をあしらった来年のカレンダーを、同動物園を管理運営する市都市緑化協会が作製した。
大きさはB2判(縦72・8、横51・5センチ)で、ウリ坊の背にみわちゃんが乗る様子など写真5枚のほか、日付の空白部にも2匹のイラストが描かれている。来園者からの要望を受け、初めてカレンダーを作ったという。
一部200円。3千部作製した。売り上げは動物園の施設充実費に充てる。市動物園と、三段池総合体育館内にある同協会事務局(ともに同市猪崎)の2カ所で販売する。通販はしていない。
問い合わせは同協会。
【 2010年11月26日 11時26分 】