甲子園ボウルへの道

学生アメフトの頂点を決める甲子園ボウルへの道も、この週末で佳境にさしかかってきました。

最近は全日本選手権という体裁をとっているために、西日本・東日本の代表決定戦をトーナメント方式で戦うという形式になっていますが、北海道・東北や東海・北陸・中国四国・九州のリーグの実力は実質的には関西Div.Ⅱ・関東2部相当もしくはそれ以下ですから、この形式にはもともとずいぶん無理があると思うのです。関西は今回、関大・関学立命館が3すくみで3校優勝になったので、そこに地区代表のトーナメントを勝ちあがった南山大を組み込んで決定戦を進めていますが、正直言って立命館の1本目が全力で4Qを戦ったら、こんなスコアでは済まなかったはずです。

ともあれ、リーグ最終戦で関学に完敗した関大が今回は雪辱して、立命館と甲子園を賭けた西日本代表決定戦が今度の週末にあります。そしてその翌週にはもう甲子園ボウル、相手は早稲田に決まりました。リーグ戦では敗れている立命館が今度は関大に雪辱を果たすか、それとも関大が2年連続の出場を果たすか、まずはその1戦が楽しみです。

アメフット:関大が西日本代表決定戦に 全日本大学選手権

 関西学生アメリカンフットボールは、毎日甲子園ボウルへの出場権をかけた全日本大学選手権西日本代表校決定1回戦の1試合が4日、大阪市長居陸上競技場であり、延長タイブレークの末に関大が関学大を降した。関大は5日に行われる立命大と南山大(東海)との勝者と、同代表校決定戦(13日、京セラドーム大阪)に臨む。

 関学大は第1クオーター11分過ぎにFGで先制するも、関大は第2Q終了間際にFGを決めて同点。その後は互いに堅守で無失点に抑えて延長戦へ突入したが、タイブレーク2回目、先にFGを決めた関学大に対して関大はRB播川(4年・関大一)が残り2ヤードのTDランを決めて競り勝った。

 ■タイブレーク方式の延長戦 同点で試合終了の場合、コイントスで先攻、後攻を決めて相手陣25ヤードから攻撃を始め、得点するか、攻撃権を更新できなければ終了。双方攻撃終了時に得点が多い方が勝利し、同点の場合は交互にこれを繰り返す。

 ■関大−関学大戦の延長タイブレーク得点経過 1回目に先攻を選択した関学大が52ヤードのFGを失敗し、関大も39ヤードのFGをブロックされて無得点。2回目は関大が後攻を選択し、関学大が18ヤードのFGを成功させたが、関大は残り2ヤードからRB播川のTDランで逆転した。

毎日新聞 2010年12月4日 20時26分(最終更新 12月5日 0時51分)

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20101205k0000m050040000c.html

アメフット立命大が南山大に快勝 西代表かけ関大と対戦

 毎日甲子園ボウルへの出場権をかけた全日本大学選手権西日本代表校決定1回戦の残り1試合が5日、神戸市の王子スタジアムであり、立命大が南山大(東海)に58−0で快勝。立命大は13日に京セラドーム大阪で行われる関大との同代表校決定戦に臨む。

 立命大は第1クオーター5分にRB北川(3年・立命館宇治)の59ヤードTDランで先制すると、その後も攻撃の手を緩めず計7TDを奪って圧倒。南山大は得意のランプレーに活路を見いだせず零封された。

 ○…立命大の胸を借りる形となった南山大だったが、得意のランプレーがいきなり阻まれ、西村監督は「出はなをくじくはずが、逆に普段やれることさえできなかった」と完敗を認めた。今季限りの退任が決まっている指揮官にとっては、母校との対戦が最後の試合。「いつかは(対戦したい)と思っていたのでうれしさはあるが、やはり厳しかった」。悔しさを口にする一方で、「この経験がなければレベル向上はあり得ない。選手には、ここを出発点にしてほしい」とエールを送った。

毎日新聞 2010年12月5日 19時15分(最終更新 12月5日 21時39分)

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20101206k0000m050023000c.html

アメフット早大甲子園ボウル出場 法大降す

 アメリカンフットボール全日本大学選手権は5日、東京・味の素スタジアムで、学生王座を決める「パナソニック電工杯 第65回毎日甲子園ボウル」(19日、阪神甲子園球場)=毎日新聞社など主催=の東日本代表校決定戦「クラッシュボウル」を行った。早大(関東Bブロック)が法大(関東Aブロック)に38−28で逆転勝ちし、8年ぶり2回目の甲子園ボウル出場を決めた。関大−立命大(ともに関西1位)の顔合わせとなった西日本代表決定戦の勝者と対戦する。クラッシュボウルの最優秀選手には早大のRB末吉智一(3年・早大学院)が選ばれた。

 ○…早大がOLの強さと多彩な攻めで得点を重ねた。4点を追う第2クオーター終盤、LB福永のインターセプトからRB末吉智の53ヤードランなどで攻め込み、14分6秒にQB広野が末吉智へ7ヤードTDパスを決めて逆転。後半も末吉智の70ヤード独走TDなどで加点した。法大は第1クオーター、QB高島のパスがさえてRB堀の先制TDランにつなげたが、その後はレシーバーが再三捕球ミス。守備陣も末吉智の力強いランを止められなかった。

 ○…法大は3年生のQB高島がパスで154ヤードを稼いで成長の跡を見せた。最初の攻撃はパスを立て続けに決め、64ヤードをドライブして先制TD。だが、左足を痛めていたエースRB堀のラン攻撃が不発で、劣勢を覆すことはできなかった。昨季までランを得意とした高島は、今季はパスでも安定した成績を残したことに「パスは決まるようにはなってきた」と手応えを口にした。だが、来季に向けては「今は何も考えられない」と言葉少なだった。

毎日新聞 2010年12月5日 16時02分(最終更新 12月5日 20時40分)

http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20101205k0000e050032000c.html