昨日の暴風雨をやり過ごしての決勝戦、ワンセグで途切れ途切れにしか観ることができませんでしたが、ゲームセットの瞬間まで力の入った好試合でした。明暗を分けたのは、最後まで粘り強く投げ切ったエースの投球だったと思います。
これで平成に入ってからだけで春1回・夏2回の全国制覇ですから、春3回・夏4回のPL学園には及ばすとも、龍谷大平安や天理・報徳学園といった古豪や、同じく平成に台頭した智弁和歌山などと肩を並べて、近畿を代表する名門校になったと言っていいでしょう。
<大阪桐蔭―光星学院>選抜高校野球大会で初優勝を果たし、ガッツポーズの大阪桐蔭・藤浪
Photo By 共同第84回選抜高校野球大会は4日、甲子園球場で決勝を行い、夏は2度の全国制覇を果たしている大阪桐蔭が、春夏通じて初Vを狙った光星学院(青森)を7―3で下し、センバツ初優勝。大阪勢としては1993年第65回の上宮以来19年ぶりの全国制覇を果たした。
大阪桐蔭は同点に追いつかれた3回の攻撃、1死一塁から安井の中越え三塁打で勝ち越すと、さらに白水の中前打、水谷の左犠飛でさらに2点を追加。5点に1点を返されたが、7回に水本の右犠飛、8回には森の左犠飛で追加点を挙げ試合を決めた。
エース藤浪は12安打を浴びたものの、3併殺など要所を締める投球で、光星学院の強力打線を3点に抑え完投した。
光星学院は2点を追う3回に3連打で追いつき、5回にも長短打で1点を挙げて食い下がったが、3回途中から2番手で登板したエース金沢が終盤に力尽きた。春は青森県勢初、東北勢として3度目の紫紺の大優勝旗へ挑んだが、またしても決勝で涙を飲んだ。
<大阪桐蔭―光星学院>閉会式で優勝旗を手にする大阪桐蔭高の水本主将
Photo By 共同[ 2012年4月4日 14:44 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/04/kiji/K20120404002976770.html
3度目の正直ならず…光星学院・仲井監督「鍛え直して戻ってくる」
第84回選抜高校野球大会決勝 光星学院3―7大阪桐蔭 (4月4日 甲子園)
<大阪桐蔭―光星学院>決勝戦を終え、大阪桐蔭の藤浪(1)と握手を交わす光星学院・田村(左から2人目)
Photo By 共同東北勢の甲子園大会制覇の悲願は成らなかった。センバツでは、2001年の仙台育英(宮城)、09年の花巻東(岩手)に続き3校目の決勝進出を果たした光星学院だったが、またもや決勝で跳ね返された。
3点を追う3回、先頭打者の田村からの3連打で同点。3点をリードされた5回にも再び田村から3連打を記録するなど1点を返し意地を見せたが、あと一歩及ばなかった。
「粘りは見せてくれた」と選手をねぎらった仲井監督。「走塁のミスもあった。もう一度鍛え直して夏に戻ってきます」と、夏でのリベンジを誓った。
[ 2012年4月4日 15:15 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/04/kiji/K20120404002976930.html
しかしまあ、最近いつも思いますけど、閉会式の「講評」だけはどうにかならないものでしょうかねえ。いくらなんでも「うずまき打線」はないでしょう。
毎回何か必ずトチってるんですから、読み上げ原稿くらい用意できるでしょうに。