ずっとサブに使ってきたideapad S10-2の後継として先月購入して、しばらくそのままにしていたideapad S110。
レノボ IdeaPad S110シリーズ 10.1インチ ブラック 2069-25J
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基本サイズはそのままに、バッテリーも薄くなり、キーボードも打ちやすく改善されていて、そのへんは言うことないのですが。
まず、これに搭載されているWindows 7 Starterでは壁紙が変更できない、ということが不満になります。そこで、こちらの記事を参考にして、Starter Wallpaper Changerを導入し、この問題を最初に解決しました*1。
次に出てくるのが、動作が今まで使っていたS10-2と同じくらい、下手をするとそれよりも遅いくらい、という根本的な問題。この原因は明らかで、1GBというメモリ容量が少なすぎるせい。そこで、2GBの安いメモリを買ってきて交換することに。
シー・エフ・デー販売 Elixir ノートPC用メモリ DDR3-SODIMM D3N1333Q-2G DDR3 PC3-10600 CL9 2GB
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S110のメモリを交換するには、バッテリーを外してそこのネジを外す→キーボードを外してその下のネジを外す→裏返して裏蓋のネジを外す→裏蓋を外してメモリ交換、というプロセスがあるのですが、この作業を進めるにあたって参考になるのは以下のサイトや記事。
ハードウエア メンテナンス マニュアル - IdeaPad S110_page
前モデルのideapad S100の記事ながら、こちらもたいへん有益な記事です。
Lenovo IdeaPad S100 (2) 〜メモリ増設〜 - 馬坂コム
上の記事のコメントにもあるように、裏蓋を外すのがいちばんの難関で、30分ばかり悪戦苦闘しました。ネジを外した後も、四囲が爪で留まっているので、そこを壊さないように慎重にしているとなかなか外れません。かといって下手に力任せにすると裏蓋はおろか基盤まで割ってしまいそう。
マイナスドライバーを差し込んだり、爪で持ち上げてみたりして、前部分は動かせるようになっても、なかなかヒンジ部分が動きません。最後はエイヤッという感じでうまくパキッと剥がれてくれましたが、一時はメモリ交換を断念しかかりました。
それでもどうにか交換して(メモリ交換そのものはごく簡単です)、改めて起動してみれば、やはりその効果は歴然でした。今は、特にストレスを感じることもなく使えています。
というわけで、このマシン、サブノートPCとしてはかなりいいと思いますが、実際に使うのにはメモリ交換が必須でしょう。裏蓋を外すところさえクリアすれば、そう難しくはありませんけど、それがめんどくさい(あるいは怖い)というのであれば、安さに惹かれて購入する前にちょっと考えた方がいいかもしれませんね。
最初から2GBのメモリを搭載してれば、こんな面倒はないんですけど、そうすると値段の方が変わってしまうんでしょう。
*1:このソフトを利用する際の注意点としては、英語のソフトであるせいか、壁紙に使う画像を選択するとき、フォルダ名やファイル名に日本語が入っているとうまくアップロードできない(=背景が真っ黒になる)みたいだ、ということがあります。私も最初、そうした症状に見舞われましたが、フォルダ名とファイル名を英数字にすれば解決しました。