迷惑な客には、なりたくないです。

一部で話題になっているという「京都新聞」のこの記事。

カフェやファミレスで勉強したり作業したりという習慣は私にはないので、そういう人への私の見方は比較的冷たいものであるように思います。そこはまあ、適当にそちらで差し引いておいてください。

長時間の自習やPC利用お断り 京の大手コーヒー店で増加


店内での勉強などを禁止する看板を入り口に掲げているコーヒーショップ(13日、京都市中京区)

 京都市内の大手コーヒーショップで、長時間の自習やパソコン利用を控えるよう呼び掛ける店が増えている。長居されると他の客が入店できないためで、店頭に張り紙をして注意を促すところが多い。学生が多い地域事情が背景にあるとみられ、客からは混雑時はやむを得ないと支持する声がある一方で、「店に入りづらい」との意見もある。カフェの魅力は自由に時間を過ごせることだが、その在り方に一石を投じている。

 記者が中京区と下京区の繁華街を中心に30店を昨年暮れから今月初めに調査した。張り紙や看板で注意喚起しているのは11店、張り紙はないが長時間の利用者に声を掛けると答えたのは2店あった。「長時間」の定義を問うと2〜3時間が多かった。利用自粛の対象時間は混雑時のほか「午後2〜8時」などと具体的に明示している店もある。

 スターバックスコーヒージャパン(本社・東京)の広報担当者は「京都の店舗では自習する学生が多いと聞いている。一人でも多くの方に心地よく利用してもらうため、各店舗の判断で張り紙などをしているようだ」と説明する。

 業界関係者の話では、こうした対応は2年ほど前から始まったという。中京区のコーヒーショップに来ていた大阪市のパート筒井洋子さん(55)は「店の対応は当然。教科書や資料を広げて何時間も居座るのはマナー違反です」ときっぱり。一方、受験勉強のため別の店舗に3時間滞在した伏見区の女子高生(17)は「ずっと本を読んでる客もいたのに勉強中というだけで店員に注意された」と不満げだ。

 中京区の店でパソコンを広げていた下京区のコピーライター樫藤直也さん(29)は「張り紙は仕方ない。自分も長居することがあるので、店員の目が気にならない店を選んでます」と話す。

 学生のまち京都は喫茶店が多く、店内で自習した経験をもつ人は少なくない。「京都カフェ散歩」などの著書で知られるエッセイストの川口葉子さん(東京都)は「張り紙は無粋。ただ、昔は混雑したら自然と席を譲る人が多かったように思う。大きなフロアを構えるチェーン店が増え、席を譲るというマナーに客が鈍感になってきているのでは」と指摘している。

【 2013年02月21日 14時00分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130221000068

私自身、どちらかと言えば世間に居場所のない人間ですから、そういったお店で長居したくなる気持ちがないわけではありません。ただ、混雑したりして席がなくて困っている人が周囲にいるときに、それに気づかないでいたり、それを知りながら傍若無人に振る舞ったりするような人間には、文句を言われても「知らんがな」と言いたくなります。

自分のことで、お店にそんな気を遣わせるようなお客には、私はなりたくないんです。

べき論なんてどうでもいいんです。邪魔になってるなと思ったら、場所を譲るくらいしましょうよ。そんな余裕も、ありませんか?