JR大船渡線のBRT

かつて、世宗市に関連して言及したことのあるBRTをここで目にするとは、思ってもいませんでした。

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JR大船渡線気仙沼−盛間 BRT運行開始


式典の後、大船渡駅を出発するバス

 東日本大震災で被災し、不通となっているJR大船渡線気仙沼−盛間(43.7キロ)で、仮復旧のバス高速輸送システム(BRT)の運行が2日始まり、岩手県大船渡市の大船渡駅で記念のセレモニーがあった。

 運行主体のJR東日本や沿線市の関係者ら約100人が出席し、冨田哲郎社長が「これを起爆剤に復興への足音を確かなものとしてもらえるよう、精いっぱい努力する」とあいさつ。駅舎を出るバスを拍手で見送った。

 BRT専用道は現在、大船渡−盛間のうちの1.9キロ。JR東は今夏までに約14キロに延ばす。その後の整備は、沿線自治体などと協議している。

 区間内で激しく被災した陸前高田市内に2駅新設し、3駅を内陸側に移設した。本数は震災前の列車ダイヤに比べ、利用者が多い陸前高田−盛間は1日上下51本(震災前19本)と大幅に増えた一方、気仙沼上鹿折間は11本(同19本)と減った。運行は岩手県交通とミヤコーバスに委託する。

 通学で利用するという大船渡市末崎町の大船渡高2年紀室夏実さん(17)は「車で送り迎えしてくれていた親が喜んでいる。外出する人も増えるのではないか」と話していた。

2013年03月03日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130303t35006.htm

JR大船渡線の線路跡地、BRTが運行スタート


専用道を走る大船渡線BRTの車両(2日、岩手県大船渡市で)=武藤要撮影

 震災の津波で一部区間が不通となっていたJR大船渡線で、「バス高速輸送システム(BRT)」の運行が2日、気仙沼宮城県気仙沼市)―盛(さかり)(岩手県大船渡市)間でスタートした。

 盛駅では午前5時10分、始発の気仙沼行きが出発。同10時頃からの記念イベントにはカメラを持った鉄道ファンが集まり、バスをバックに記念撮影する親子の姿もあった。

 使用する車両は77人乗り。従来の鉄道ルートのほかに、岩手県陸前高田市内に長部(おさべ)、高田病院の二つの停車駅を新設した。運行本数は1日73本で、震災前に運行していた鉄道より54本増えた。

(2013年3月2日11時32分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130302-OYT1T00386.htm

大船渡屋台村のすぐ横には、JR大船渡線の線路が残っていました。




盛駅は駅舎が新しくなり、BRTの起点となっています。その路線は、さいとう製菓の建物の前を通って、陸前高田方面へと伸びています。