こちらの続き、造甲村から東隣の刘家村(劉家村)に向かいます。
こういう引き込み線は、なかなか萌えますね。どうやらあまり使われてはいないようですが。
これを越えると、劉家村に入ります。が…。うわー。
豊台東路を挟むこの煉瓦塀は、もともとのものではなく、こうして村ごと廃墟…まあ別の言い方をすれば更地にした時に、やっつけで作られたものであるようです。このあたりはもともと、平屋建ての住居が広がっていたエリアで、百度地図のストリートビューなどでは今もその当時の様子を見ることができます。
ほぼ完全に破壊されつくされた劉家村ですが、たぶん唯一、無傷で残っているのが二郎庙(二郎廟)と、それに付設する劉家村文化大院です。
얼랑먀오(二郎庙이랑묘) - 북경 관광명소 - 베이징관광국
かつての劉家村では、こんなに密に住居が立ち並んでいたわけです。
この劉家村の北隣が、あの孟家村。ということで、ここもおそらく新・豊台駅が整備された暁には、かつての村を塗りこめた形での再開発で覆いつくされるのではないかなあ、と思うのです(そのための更地化でしょうから)。この二郎廟は、その時にも残されるのでしょうかね。
ちなみにここでは、わんこ一匹、にゃんこ一匹たりとも見かけませんでした。生きていきようがないですもんね、これでは。