【北京の風景】丰台区(豊台区)を歩く・その4:刘家村(劉家村)から孟家村へ

こちらの続き。二郎廟からさらに歩みを進めます。

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二郎廟から先、少し道が曲がっているあたりに来ると、古い家が残り、その背後で高層アパートの建設が進んでいるのが見えてきますが、このあたりは劉家村からは外れる区域のようです。


なので、劉家村側にもう一度目を向けると、更地の際ギリギリのところの残った家屋には、まだ住んでいる家族もいます。が、この状況だとそんなにいつまでもここに住んではいられないでしょう。


破壊はされ尽しているのですが、昔の道の跡はまだ残っていて、そこを通る人もいないわけではありません。


この廃墟の中の道を通って、北のほうに歩いていくと、孟家村のほうに抜けられます。平屋の建物は軒並み撤去されていますが、古いとはいえ、こうした建物はまだ残っています。


この先に茫漠と広がっているのが、去年も訪れた孟家村、新・豊台駅前予定地です。


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劉家村では二郎廟が残されていたように、この孟家村では、槐の古木が残されています。

壊され残っている建物をまだいくつか見ることができますが、去年に比べて少し減りましたかね。






いずれは完全になくなってしまうでしょうから、改めてよーく目に焼き付けておくことにします。