盧溝橋から戻ってきた後の続きの話です。
【北京の風景】2度目の大瓦窑站(大瓦窯駅)から盧溝橋への道・3:盧溝橋の獅子の群れ - 大塚愛と死の哲学
去年この一帯を訪れた時の話は、このへんにあります。
【北京の風景】丰台区(豊台区)を歩く・その2:造甲村社区 - 大塚愛と死の哲学
【北京の風景】丰台区(豊台区)を歩く・その3:造甲村から刘家村(劉家村)へ - 大塚愛と死の哲学
【北京の風景】丰台区(豊台区)を歩く・その4:刘家村(劉家村)から孟家村へ - 大塚愛と死の哲学
その時とは逆ルートでまずは豊台駅へ。その目の前の孟家村、その南に広がる劉家村については、更地を取り囲む塀が増えたくらいの変化です。孟家村の槐、劉家村の二郎廟も、そのままの姿を保っていました。
新・豊台駅の設置とそれに伴う再開発は、まだ当分先の話のようです。
それらを見届けたうえで豊台東路から豊台南路へと移動します。そこで見えてくるのが地下鉄9号線が通る「造甲街」という通りの名、その東側一帯に広がるのが、いわゆる「造甲村」です。
何かこの村、好きなんですよねえ。祖父母が昔暮らしていた家並みにどこか似ているからなのかもしれません。
で、今回は、前回歩いた新華街ではなく、線路に近い一筋北の建国街を歩いてみました。こちらのほうがより年季の入った建物と生活感に溢れていて、往時を偲ばせる見どころが新華街より多いです。
あー、建国街の西の端っこにあったこの店、建物全体がいい味出してた上に流行ってたから、よっぽど入ろうかと思ったんだけどなあ。やっぱ入ってみたらよかったか…。
ともあれ、その後、線路をくぐって旧・豊台駅前を通って、豊台東大街駅が今回の豊台歩きのゴールです。