炭峴駅から取って返しての水色駅。そう言えば降りたのは初めてです。
駅前に広がる街並みも興味があるのですが、今回は線路下の地下歩道をくぐって反対側へ。そっち側の鉄道関連建築も気になります。
が、それも一瞥するにとどめて、SBSやMBCを見ながら広い道をしばらく北西方面に。
…と、見えてくるのは、立派な構えの外国人学校。
と、それに隣接して立っているソウル日本人学校。両校は、ニュータウンの中にあって公園にも接し、一帯には広々とした空間が広がっています。
この学校についての関連記事はこちらになります。
blue-black-osaka.hatenablog.com
考えてみれば、京義中央線が直通運転を開始したことで、日本人駐在員の多い二村洞とDMCとが直結されてたんですね。DMC自体も最近は日本人の居住者が増えているとか。
blue-black-osaka.hatenablog.com
さて、そのソウル日本人学校の裏に回ってみると、道路の向こう側に、周囲とはあまり調和していない古い建物が見えます。
なるほど、これがあの日本軍官舎ですか。この建物のことが記事になったのは、2010年のことでした。
blue-black-osaka.hatenablog.com
アパート群に付設された公園内にあって、外観については原形を保持しながら、公民館のような使われ方をしています。
「韓国古建築散歩」のこちらのページに、建物内の写真やここに至るまでの経緯などが載っていますので、ご参照ください。
そこでは、「ソウル日本人学校に旧日本軍官舎に朴正煕大統領記念図書館まで揃った上岩洞は親日の地?」のような声があることも紹介されています。
ただ、「朴正煕をどう評価するか」という点については議論もあるかと思いますけど、所在は高陽市とは言えすぐ近くにある国防大学校のことを思えば、そう括ってしまうのはいかがなものかと。
ちなみにこの後は、水色駅に戻って、こちらに繋がります。