「福島の食品」に対する意識調査

そもそも、「福島県」って言っても広大な面積と複雑な地形で成り立っているわけで、「県単位でひとくくりにすること」自体が実態に基づかない「くくる側のイメージ」に過ぎないものだと思うのですが。浜通りと奥会津なんて、往来するのもたいへんです。

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それはとりあえず措くとしても、韓国人のこの不安感の大きさは、何なんでしょうねえ。実感としては「そうなるだろうな」という気がしますけれども、そうなる理由はよくわかりません。

あと、比較検討するなら、ここにプラスして「日本人」の意識調査が必要ではないですかね。居住地方別にデータが取れればなおいいと思われます。

福島県の食へ意識に差 米国「安全」86%、韓国「心配」74%
2017年12月17日 09時00分

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 福島大経済経営学類は16日、学生が米国や韓国などで学んだ食文化や福島の食に関するアンケート結果を発表する「ワールドキッチン 私たちが見た世界の食文化」を福島市で開いた。「福島の食品は安全だと思うか」の質問では、米国で「はい」が86%に上ったのに対し、韓国では「いいえ」が74%を占めるなど、各国で意識の差が顕著に表れた。

 同学類創立95周年記念事業の一環で、同大国際交流センターの共催。夏にゼミや語学研修で米国やベトナム、中国、ロシア、韓国の5カ国を訪れた学生約40人が、「食」をテーマに学んだことを発表した。

 アンケートは5カ国の計約660人の学生を対象に行われ、本県の食材についての知識や印象などを聞いた。中国では、本県が東日本大震災で被災し、県産食品が市場に出る前に検査を受けていることについて知っている割合が他国に比べ高かったものの、「福島の食品は安全だと思うか」の質問での「はい」は10%にとどまった。

 同大は今後、学生の調査結果を分析する方針。米国を訪れた五十嵐夏生さん(2年)は「震災による被害そのものを知らない人も多く、驚いた。まずは何が起きたのか知ってもらい、その上で現状を知ってもらう必要がある」と述べ、海外への情報発信の重要性を強調した。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171217-228774.php