日大フェニックスのラフプレー問題:現状、日大の対応には失望する他なし。

監督の指示であのプレーを「させらせた」選手が退部に追い込まれ、あのプレーを「させた」監督が8月末までの指導自粛やと…?

選手に責任押し付けて、9月からの秋シーズンには普通に出てくるつもりか?

あかん…これはあかん。

アメフット日大選手が退部決意、反則プレー監督指示
[2018年5月16日5時0分]

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6日の日大―関学大戦の第1Q、ボールを投げ終わった関学大QBの背後から、日大DLが悪質なタックルを仕掛ける(関学大提供、写真は一部加工)

 アメリカンフットボールで対外試合出場禁止処分を受けた日大DLの選手が、退部の意向であることが分かった。日大関係者が15日に明らかにした。6日の関学大戦で、パスを投げ終えて無防備なQBに背後からタックルするなど3度のラフプレーで退場し、関東学生連盟から処分も騒動は拡大する一方。責任を感じて決意したという。関係者は反則が内田正人監督の指示だったとも明かした。内田監督は連盟へ10日付で8月末まで現場指導の自粛を申し入れていたことも判明した。

 問題の経緯は次のとおり。

 ◆5月6日 都内での定期戦で関学大が21-14で日大に勝利も、日大DLの悪質な反則プレーが起きる。

 ◆7日 関学大QBが右膝軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間の診断受ける。後に左脚のしびれを訴える。

 ◆9日 関東学生連盟が理事会で協議。

 ◆10日 同連盟が日大DLの対外試合禁止、日大指導者に厳重注意の処分。日大は内田監督が8月末までの現場指導を自粛することを連盟に申し入れ、部のウェブサイトで謝罪文を掲載。関学大は直接謝罪がない日大に抗議文を送付。

 ◆11日 関学大が抗議文の配達証明を受け取る。夜、日大コーチから関学大に「当該選手を連れて謝罪に行きたい」との連絡が入ったが保留する。

 ◆12日 関学大の鳥内監督らが会見。抗議文への回答期限を16日とし、内容次第で来年度以降の定期戦拒否の考えを示す。鳥内監督は全体練習で部員に一連の経過を報告。日大の内田監督はこの日の関大戦以降も姿を見せず。

 ◆14日 日大が予定していた20日法大、6月9日東大、同10日立大のオープン戦中止が決定。対戦相手3校が連名で安全優先を理由に対戦を拒否した。

https://www.nikkansports.com/sports/news/201805160000020.html

こんなんで「解決」するわけがない。春の定期戦の段階で相手のQBを意図的に「潰し」に来るようなところと、どこが試合をしたい(てか、できる)と思うのか。

この期に及んで監督を表に出さず、ごまかして逃げ切ろうとするのであれば、日大フェニックスの存在そのものがアメリカンフットボールに対して害悪だとしか言いようがありません。

INSIDE HUDDLE
日大蛮行プレーは監督とコーチの指示
複数関係者が証言
2018.05.15 by ハドルマガジン編集部

5月6日に行われた日本大学関西学院大学の一戦で発生した日大選手による相手を傷つけるような蛮行プレーは、監督の指示であったことが弊誌の独自取材で判明した。

以下は複数のチーム関係者から得た証言を整理したものだ。

「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」

日大・内田正人監督が反則をしたDLにそう指示したのは試合前日だった。『壊してこい』というのは、『負傷をさせろ』という意味だ。当該選手は1年生の時から主力選手で、2年時の昨年も大活躍をしていたが、今年は試合出場機会こそ与えられていたものの干されており、精神的にはかなり追い込まれた状態だった。

そのDLに対し、内田監督は試合出場の条件として関学大のQBに負傷をさせることを指示し、コーチAは「何をしてもいいから壊してこい」と指示した。

さらに試合直前、監督から再度、当該DLに対し前日と同様の指示があった。その後、コーチAから「やらないというのはないからな」と念押しされた。

当日の先発メンバー表には当該メンバーの名前はなかった。チームが動画サイトに上げているロッカールーム内のハドルで主将が当日の先発メンバーを発表する動画でも、当該選手の名前は確認できなかった。つまり、当該選手は関学大QBを『壊す』ためだけに出場の機会を与えられていた。

「皆、俺がやらせていることは分かっている。(周囲から反則プレーについて)何か聞かれたら、監督の指示だと言え」

試合後、反則プレーについて内田監督は選手全員に対しそう促した。

反則をした当該選手は泣いていたという。

相手を故意に負傷させるプレーを行った日大DL選手は厳しく罰せられなければならない。しかし、今回の蛮行に対して、彼が自ら正しい判断、行動をすることは極めて難しい状況だったことも事実だ。

想像して欲しい。もし、自分が勤務している会社で上司から不正を強要され、「これをやらなければクビだ」と言われた時、何も迷わずに会社を辞める決断がすぐにできる人はどのぐらいいるだろうか。

彼が置かれていた状況はそれと酷似している。本来、正しいことを教えてくれるはずの監督やコーチからの指示だったということを考えれば、それ以上に正しい判断をすることは難しい状況だったと言ってもいいだろう。

フットボールは一人ひとりが役割分担をまっとうすることで成立するスポーツである。その特性上、監督やコーチの指示は基本的に絶対だ。だからこそ、監督やコーチは選手に正しいことを教えなければならない。さらに、監督自ら「自分の指示だと言え」と、選手に促しながら、地上波テレビ番組等でもとりあげられる大騒動となった14日時点になっても、内田監督からの公式な経緯説明は行われていない。結果、反則プレーを行った日大DLはSNS上で晒し者になってしまった。

『5月6日に行われた本学と関西学院大学の定期戦において,本学選手による反則行為により大きな混乱を招き,関西学院大学の選手・関係者の皆さま,関東学生アメリカンフットボール連盟,また国内外のアメリカンフットボールファンの方々に多大な御迷惑と御心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受け止め,今後はこのようなことがないよう,これまで以上に学生と真摯に向き合い指導を徹底してまいります。このたびのこと,重ねてお詫び申し上げます。』

日本大学アメリカンフットボール部』の名前で、5月10日にホームページに掲出された『本学選手による試合中の重大な反則行為について』と題した謝罪文は、まるで今回の蛮行が当該選手一人の判断によるものと捉えられかねない内容だった。しかし、実際は監督、コーチの間違った指導が原因であり、間違った指導を徹底しても改善することはできない。

反則プレーを行ってしまった選手には、当事者である関学大と標的にされた選手に謝罪をした上で、正しい指導を受けるチャンスが与えられなければならない。一方で、間違った指導によって標的にされた選手を危険にさらし、蛮行を強要したことで未来ある有望な選手をバッシングの標的にしてしまった監督、コーチの責任は重大だ。

内田監督は5月10日付けで、柿澤優二・関東学生連盟理事長宛に謝罪文と共に、春季オープン戦のベンチ入り自粛と、8月末までの現場指導の自粛を申し入れたという。

対戦校、そして自チームの有望な学生選手の未来を奪うような指導を行い、アメリカンフットボールを安全に行うための努力を続けている多くの関係者の努力を踏みにじった責任が、たったこれだけの認識ということに強い憤りを感じている。

現在、関東学生連盟では規律委員会による調査が始まっている。また、日大の部長および監督に対して、関学大が5月10日に送付した謝罪と反則に至った経緯説明を求める文書の回答期限は5月16日である。

文責=上村弘文

https://huddlemagazine.jp/roughplay_180515/

2018/5/15 22:15 神戸新聞NEXT
アメフット 日大の悪質タックル問題、波紋広がる

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日本大の選手による悪質な反則を試合の映像で説明する関西学院大の鳥内秀晃監督(左)と小野宏ディレクター=西宮市、関西学院大学

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昨年の甲子園ボウルで熱戦を繰り広げた関学大と日大

 6日に東京都内であったアメリカンフットボールの定期戦で、日本大の選手による悪質な反則行為で兵庫県西宮市の関西学院大の選手が負傷した問題が大きな波紋を呼んでいる。日本オリンピック委員会(JOC)の平岡英介専務理事は15日、「傷害事件のようなもの」と非難し、スポーツ庁鈴木大地長官も14日の記者会見で「危険なプレーを容認するわけにはいかない」と批判した。関学大は10日付で日大に抗議文書を送り、チームとしての見解などを回答するよう要請。15日夜に日大から返答があったといい、17日に記者会見を開き、今後の対応などについて説明する。

 昨年12月の全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」でも戦った東西の両雄による定期戦。問題となっているのは試合開始早々、関学大クオーターバック(QB)がパスを投げ終えて無防備なところに、日大の選手が背後から激しくタックルした場面だ。QBは負傷退場し、全治3週間と診断された。日大の選手はその後もラフプレーを続けて資格没収(退場)となった。その後、関東学生アメリカンフットボール連盟は同選手に対外試合出場禁止の処分を科し、内田正人監督を厳重注意処分とした。

 関学大が撮影した動画では、問題となった反則が審判の目の前で起こったにも関わらず、その時点で資格没収とはならなかった。関東学連は9日になって、1回目の反則行為を「ひどいパーソナルファウル」と認定したが、関西アメリカンフットボール協会審判部の浜田篤則審判部長は「行きすぎた行為なのは明白。1回目で資格没収にすべきだった」と話す。

 プレーとは無関係の場面で、意図的に相手を傷つけようとした行為であることは明らか。関学大アメフット部の小野宏ディレクターは「普通に道を歩いていて、突然後ろから防具を着けた100キロを超える選手に猛スピードでぶつけられるようなもの」と例え、「スポーツを冒とくする行為だ」と強く非難した。

 日大は10日付で、内田監督が8月末までの現場指導を自粛することを関東学連に申し入れ、ホームページ上でおわび文を掲載した。関学大への正式な謝罪や説明はなく、同大アメフット部の鳥内秀晃監督は「われわれの思ってるところと(日大に)温度差がある」と苦言を呈した。12日になって日大のコーチと当該選手が「(直接)話したいと思ってきた」と関学大を訪れたが「文書の回答を責任者からいただきたい」と面会を断ったという。(宮崎真彦)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201805/0011259107.shtml

大学怖い…アメフット悪質反則問題で存続危機の声
[2018年5月15日8時43分 ]

 アメリカンフットボールでラフプレーによる処分を受けた日大が、相次いで対戦を拒否された。関東学生連盟は14日、日大が予定していた20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合を中止すると発表。3校は連名で、正式処分や再発防止策を講じていないことから、安全を優先して中止を申し入れた。連盟は6日の関学大戦で3度のラフプレーで退場した日大DLの対外試合出場禁止などの暫定処分を10日に発表。また、日大に見解と謝罪を求めている関学大は16日を回答期限とする抗議文を送付している。

 日大のラフプレー問題は収まることなく広がる一方だ。ライバルが対戦を拒否する事態に。関東大学1部TOP8で秋のリーグ戦で対戦予定の法大と立大、BIG8の東大も中止を申し入れた。法大は長年日大と優勝争いを演じ、一時中断していた対戦を今春復活させる予定だった。

 法大は16年、東大も昨年体制が代わり、改革を打ち出し、友好的に活動している。両校はチーム方針で特に安全第一を打ち出し、立大も同調して今回のラフプレーを重大視。昨年就任した東大の森ヘッドコーチ(HC)は「連盟処分は暫定で、正式に見解も出されていない。十分な安全性が担保されていない中で、試合はできない」と中止申し入れの理由を説明した。

 森HCは未経験から京大で2度日本一になり、88年からコーチを務めた。5チーム中3チームを日本一に導き、11年からは日本代表HCも務めた。日大DLの最初の反則には「30年以上指導してきて初めて。経験者でも極めてまれと分かる」と危険性を感じていた。反則はパスを投げ終えた約2秒後、無防備関学大QBの背後からタックル。QBは右膝軟骨損傷などで全治3週間と診断された。

 東大は狭き門の国立校で、大半が未経験から入部。森HCは「スポーツ経験のない学生もいる。迷っている新入生や保護者も不安な状態で試合はできない」とも話した。他校で来年入学の勧誘で「大学は怖いので競技はやめる」という高校生も出てきたという。競技人口減少や存続を危ぶむ声すら上がりだした。

 日大はホームページに謝罪文を掲載したが、関学大戦後に2試合をこなした。関学大に出向いて謝罪しようとしたが、抗議文への回答が先だとして断られた。12日の関大戦から内田監督は姿を見せず、日大の森HCが「あらためて適切に対応したい」と話しただけ。今後の中止3試合以外に4試合を予定している。

 ◆日大アメリカンフットボール部 1940年(昭15)に創部。愛称のフェニックスは50年代に最強を自負したオール日大「不死鳥倶楽部」に由来。甲子園ボウルは55年に初出場し優勝。昨年が34度目で、優勝21度は関学大の最多28度に次ぐ。ライスボウルは84年に初出場し、過去5度のうち4度優勝。

https://www.nikkansports.com/sports/news/201805150000146.html

クローズアップ2018
日大アメフット悪質タックル 名門「闘志」履き違え SNS通じ批判噴出
毎日新聞2018年5月16日 東京朝刊

 アメリカンフットボールの名門、日大フェニックスの名が泣いている。関西の雄、関学大との定期戦(6日・東京)で守備選手が相手選手を危険な反則タックルで負傷に追い込んだ。関係者は「監督の指示」と証言した。スポーツの根幹を揺るがす悪質な行為に、関東学生連盟は厳正な対応が求められる。【飯山太郎、丹下友紀子】

f:id:bluetears_osaka:20180516090546j:plain:left 試合は日大が復活優勝した昨年末の「第72回毎日甲子園ボウル」の再現だった。関学大との定期戦はそれぞれのユニホームから「赤」と「青」の対決と言われる好勝負で、51回目となる。その開始早々だった。

 12日に記者会見した関学大によると、2年生のQBが右サイドに向かって走りながらパスを投じた。パスが失敗して天を仰ぎ、走る速度を緩めたQBを執拗(しつよう)に追いかけてきた3年生の守備選手が背後から突き刺すようにタックルした。投げ終えたばかりのQBへの接触は危険で反則となる。守備選手はプレーが終わってから約2秒後にタックルをしており、関学大の小野宏ディレクターは「体重100キロを超え、ヘルメットをかぶった選手が突然背中から当たってきた衝撃を想像してほしい。選手を傷つけることを目的にした意図的で極めて危険、悪質なプレー」と怒りをあらわにした。

 守備選手はその後も反則を2度繰り返して退場処分となった。QBは負傷交代したが、関学大は15日、「第2・第3腰椎棘間靱帯(ようついきょくかんじんたい)損傷」と診断されたと発表した。幸いにも痛みは改善されつつあり、関学大は「後遺症の可能性は極めて低い」との見解を示している。

 複数の関係者は、このプレーが日大の内田正人監督の「指示だった」と証言する。守備選手は昨年の甲子園ボウルに出場した有望株だったが、今春は調子を落として、出場機会に恵まれていなかった。内田監督は定位置を確保するためには「最初のプレーでQBを壊せ」とあおったという。試合後、内田監督は「これが僕のやり方。うちは力がないから必死だ」などと強調したが、守備選手は後悔の念からか、涙を流した。

 日大は故篠竹幹夫監督が妥協しない指導で闘志あるプレーを求める一方で、反則した選手は交代させる規律があった。日大らしさの復活と評価された陰で、篠竹監督時代にコーチだった内田監督は言葉で選手を追い込み、闘志を曲解させる指導を横行させていた。

 関学大は日大に抗議文書を送り、謝罪と見解を求めていた。日大は15日に返答。関学大は17日に記者会見し、返答内容と対応を公表する。

 日大は取材に「大学としても事実関係の調査と再発防止に取り組み、結果によっては関係者の処分も検討したい」(企画広報部)と説明しているが、内田監督は姿を見せていない。早稲田大の友添秀則教授(スポーツ倫理学)は「監督の責任は重い。学生スポーツは競技を通じ、人格形成や努力の必要性を学ぶ。その意味を分かっていない指導者は許されない」と指摘した。

 今回の特徴はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて、映像が拡散したことにあった。本場の米プロフットボールNFLに挑戦した河口正史さんは「注目度は高くない試合だったが、SNSで可視化され、危険性が認識された。不正はできない時代だと選手や指導者は自覚してほしい」と訴える。

 波紋は広がり、春季に日大と試合を組んでいた法大、東大、立大の関東大学リーグのライバル3校が14日、中止を申し入れて了承された。要請文書では「正式な処分や再発防止策が講じられていない」「日大との試合でチーム内や選手の父母らから心配する声がある」と懸念を示した。自らのツイッターで「いかがなものか」と声を上げたスポーツ庁鈴木大地長官も14日の記者会見で「選手の安全や安心を守る体制が構築されるべきだ」と述べた。

 関東学連は試合当日は日大に聴取せず、10日に守備選手を対外試合への出場禁止、内田監督を厳重注意とする暫定的な処分を発表した。さらに規律委員会を設けて事実関係の調査をして、来週にも臨時理事会で追加的処分を決める方針だが、余波は収まらず対応は後手に回っている。友添教授は「学連もすぐに聴取したうえで公表して処分すべきだった。ガバナンスが機能していない」と指摘する。

 NFLでは2012年に強豪セインツのコーチがタックルで相手を負傷させた選手に、けがの程度に応じて1000~1500ドルのボーナスを支払っていた愚行が発覚。リーグは、コーチを無期限の、黙認していた監督を1年間の資格停止処分として、チームにも罰金50万ドルを科した。ルールを無視した激しさは暴力に等しい。関東学連の柿沢優二理事長は「新たに始める子どもが減り、競技人口の低下につながりかねない」と危機感を示す。スポーツとしての品位を保てるかは今後の対応にかかっている。

日大フェニックス
 1970年代後半から80年代に故篠竹幹夫氏の指導で黄金期を築いた。学生日本一を決める「毎日甲子園ボウル」の出場回数34回、優勝回数21回(引き分け両校優勝2回含む)は東日本最多。90年の優勝後は低迷したが、2007年に17年ぶりに関東を制覇。昨年は関学大を降して27年ぶりに日本一に輝いた。愛称のフェニックスは不死鳥の意味。

https://mainichi.jp/articles/20180516/ddm/003/050/039000c

さて、日大の関学への回答書、何が書いてあるのか。今わかってるところからさらに踏み込んでいるのかどうか。関西学院が開く記者会見に注目です。

アメフト問題 日大コーチが関西学院大に回答書を直接届ける
5月15日 22時54分

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大学アメリカンフットボールの強豪、日本大学関西学院大学の定期戦で日大の選手による重大な反則行為があった問題で、日大のコーチが15日夜、関西学院大に抗議文書に対する回答書を直接届けたことがわかりました。

今月6日、東京都内で行われた日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手が、パスを投げ終えて無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルし、関西学院大の選手は右ひざなどのけがで全治3週間と診断されました。

関西学院大は「選手を傷つけることだけを目的とした、意図的で極めて危険かつ悪質な行為」として、日大に今月10日付けで抗議文書を送り、チームの見解やけがをした選手への謝罪などを求めていました。

これに対し、日大側は16日の回答期限を前に監督やコーチ、タックルをした選手などから話を聞き、事実関係の説明と謝罪を盛り込んだ回答書をまとめました。

関係者によりますと、15日午後8時すぎに、日大のアメリカンフットボール部のコーチが兵庫県西宮市にある関西学院大を訪れ、アメリカンフットボール部の担当者に直接、回答書を手渡したということです。

関西学院大は「現時点で回答書の内容は明らかにできない」としています。

関西学院大は16日、回答書の内容を精査して大学としての対応を決定し、17日の記者会見で発表することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180515/k10011439771000.html