ずいぶん間が空きましたが、前回の続きです。
blue-black-osaka.hatenablog.com
前回見て回ったエリアから、駐車場を挟んで反対側にも、斜面に自然葬地が広がっています。
この駐車場とアプローチ道路に面したところに、また別の形式の自然葬地があります。
これ、「治癒石」って読むんですかねえ。つまりここは、自然の岩石を中心に据えて周辺を整備し、自然葬地化したものです。
道路直下のこちらの写真の方がわかりやすいですね。
こんな石を他から持ってくることはないでしょうから、この墓地を造成した時に露出して残された岩石を利用しているんでしょう。岩石をご神体や依り代とすることはそんなに珍しいことはないので、意図するところはわりとすんなり呑み込めます。枯れたり倒れたりする可能性のある樹木型よりは、「永遠」を期待することが可能かもしれません。
ただ、他ではあまり見たことがない形式ではあります。検索して引っかかってくるのも、ソウル施設公団のサイトくらいしかありません。
서울시설관리공단 장사시설 자연장 목록 | memorial>서울시립승화원>주요시설>시설별사진
서울시설관리공단 장사시설 자연장이용안내 | memorial>이용안내>자연장
자연장 종류
잔디형 : 잔디형 공원을 조성하여, 굴토는 지름 15cm, 깊이 50cm로 굴착합니다.
수목장 : 추모목1그루에 12~24위정도를 안치하며, 지름15cm, 깊이 50cm로 굴착합니다.(만장)
다목적 자연장지 : 정원형, 암석원, 수목형(만장), 언덕형(만장)
수목형 : 추모목 1그루에 36위를 안치하며 지름15cm, 깊이 50cm로 굴착합니다.
암석원 : 각 장소별로 테마를 부여하여 암석앞 잔디형에 굴착하여 안장합니다.
언덕형 및 정원형 : 정원 및 언덕의 두테마의 장소가 있으며, 잔디형의 안치공간에 지름15cm, 깊이 50cm로 굴착합니다.
공통점 :
직원의 안내에 따라 유족이 직접 안장합니다
자연장의 안장방법은 구역을 구분 지정하여 구역순서대로 안장됩니다.(유족이 위치지정은 불가함)
화장한 유골의 골분(骨粉)을 자연 친화성을 고려하여 용기없이 마사토와 혼합하여 매장합니다.
자연장내에 개인표시 부착은 불가능하며 구역입구에 고인의 성명이 표기됩니다.
そしてこの先には、「芝生型(잔디형)」の他、上の説明で「樹木型(수목형)」「丘陵型(언덕형)」そして「庭園型(정원형)」などと区分されている「多目的自然葬地(다목적 자연장지)」が続いています。
それぞれの敷地は綺麗に整備されていますし、アプローチもちゃんとしてるんですが、なにせこの辺は急斜面に造成したもので、上下の移動がきつくて利用できる土地の幅も狭いのが難点です。この季節には草木の繁茂の勢いも相当なものもありますし、見て回るのにあまりいい季節とは言えません(墓参だとそんなことは言ってられないでしょうが)。
ま、ともあれ、自動車用のアスファルト道路を下っていけば、下のメイン駐車場あたりに出ることができます。そちらについてはまた改めて。