【ソウルの風景】戦争記念館2019、リニューアル完成まであと少し。
高陽・ソウル編が前回で終わったのですが、その翌日はソウル編Ⅱとなります。
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やはりいちおうは押さえておかないとね、という戦争記念館。
いやもとい、いくさメモリアルホール。
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ここはこの数年、開館当初の展示を何だかんだと入れ替えて段階的にリニューアルを図ってきました。まだ終わっていませんが、どうやらもうすぐ一区切りつきそうです。
たぶん、この改装がファイナルになると思います。
1990年代のレトロ感満載だった兵器開発関連の展示に、ついにメスが入れられた模様です。これで、開館当初の面影を残す館内展示はほぼ絶滅すると思われます。
ちなみに、「国軍武器発展室」は、すでにオープンしています(こんなもんは前はなかった)。以前のことを思えば比べ物にならないくらい現代的ですっきりした展示構成になっています。
以上が、今回の見学の最大のポイントです。その他のところは、古代から近代にいたるまで、同じフォーマットでの展示構成がほぼ完成に至っています。個人的には、「끝까지 공격하라~!」と叫んでいた李舜臣の動く展示などがなくなったのは寂しいのですが、これも時代の流れです。やむを得ません。
とりあえず、展示リニューアルが完成し、来る度にあっちこっち移動している胸像たちの立ち位置も落ち着いた暁には、最新版の図録を出してください。
この後、解放後の6.25(朝鮮戦争)やベトナム戦争、その他北朝鮮関係や海外派兵などについての現代史展示が続くのですが、そちらは改装が先行していた部分とあとから模様替えが入った部分とがあって、若干不揃いな点もないではありません。現代パートは政治情勢や歴史的論争の影響を直接的に受けるところでもありますから、今後も少しずつ手直しが入るものと思われます。
それはともかく、これ、「南侵の謀議」だと思います、はい。
一回で記事に詰め込もうとし過ぎました。こっから先はごちゃごちゃしていい写真もあまりないので(しまいには壁にぶつけてカメラ壊した)、このへんにしときます。