高速バスで雪中爆走

夕方まで釜山の北端あたりで用事があったので、「わざわざ釜山駅まで戻るよりは…」と、老圃洞の総合バスターミナルから高速バスでソウルに戻ることにした。一般高速バスで20900ウォンなり。

そのときにはなぜか忘れていた。「慶北や江原では大雪」という天気予報を昨夜見ていたこと、釜山ですら雪混じりの雨、雨混じりの雪が終日降る天気だったということを。

大邱を過ぎて暗くなってきたあたりから、気が付いてみればあたりは一面の雪景色。なお降り続ける雪は窓を叩き、路面もほとんど真っ白。

それなのに、このバスはどうしてそのスピードで飛ばせる?

これまでもすっ飛ばすバスには何度も乗ってきたが、今回ほど体感の許容範囲を超えたことはなかった。

慶尚北道あたりがいちばん恐ろしかったが、忠清道や京畿道に入っても雪が消えることはなく、ソウルでもまたもや道路に雪が浮いていた。

こんな状況で、よく10分程度の遅れで到着したものだ。

あまりの体験に、つい記念の一枚。