韓国の大学が被る人工津波

もともとの題名が「海雲台」という映画の邦題が「TSUNAMI」では、何が何だかわからんようになると思うんですが。

http://www.mega-tsunami.jp/

それはさておき。


韓国の大学関連で続けざまに「きっついなー」という記事を見かけたのでクリップ。

自然淘汰を待たずして、強制退場を宣告する」というのが、韓国のやり方みたいです。かなり容赦ない形で、ドラスティックに変えようとしてますね…。

記事入力 : 2010/08/26 07:22:08
大学再編:「教育の質」低い50校を指定

 教育科学技術部は25日、大学教育が質的に劣る大学(専門大学)50校のリストを近く発表し、対象校の在学生に対する政府の学資ローンを制限する方針を明らかにした。全国345校の下位15%に相当する大学に不利益を与えることで、学生が質的に劣る大学の経営を支える状況を解消し、整理統廃合など大学の再編につなげるのが狙いだ。

 教育科学技術部は最近開いた学資金貸出制度審議委員会を開き、全345校を三つのグループに分ける作業を終えた。リストは大学が随時募集の願書受け付けを開始する9月8日までに公開される。リストでBグループに分類された44校は、学資ローンの上限が来年の新入生から登録金(授業料)の70%まで、Cグループに分類された6校については、同30%までに制限される。

 教育科学技術部の担当者は「Cグループ6校は長期的には整理対象と見なされる」と指摘した。残る85%の学校はAグループに分類され、新入生と在学生は登録金全額の融資を受けることができる。

 ただ、B、Cグループの大学の学生でも、所得が年4975万ウォン(約350万円)以下の家庭の子女に対しては、例外的に登録金の100%まで融資を受けられるようにする。

 今回の大学分類の基準は、就職率、在学生の定員充足率、専任教員の確保率、学士管理、融資償還率、低所得層学生に対する支援実績などだ。

 教育科学技術部の担当者は「志望大学の財務状況や教育の質を正確に把握した状態で、受験生に志願してもらうのが狙いだ。問題がある大学への新入生の志願を減らす間接的な方法で、大学の再編につなげたい」と説明した。

安翛培(アン・ソクベ)記者

http://www.chosunonline.com/news/20100826000002

記事入力 : 2010/08/28 14:57:33
教育学部構造改革、11校がC評価
再評価後、改善されなければ定員20%削減

 昨年、中学・高校教師の採用試験の倍率は23対1に達した。大学入試の受験生をほうふつとさせる、いわゆる「任考生(任用考試準備生)」たちは、一浪、二浪を覚悟の上で、教師への狭き門をたたくが、少子化で学齢人口が減少しており、教師への道のりは年々狭まる一方だ。

 このような中、教育科学技術部(教科部)がついに、教員免許状所持者の規模を縮小するための「教育学部構造改革」に乗り出した。教育学部と一般の学部の教育学や教職課程、教育大学院など、教員養成機関を評価し、成績が悪い学部などでは定員の削減を行うという。成績が低い学部などの中には、ソウル大(教職C等級)、高麗大(教職・教育大学院C等級)、成均館大(教育学部C等級、教職・教育大学院C等級)など、上位圏の大学も含まれた。

 教科部が27日に発表した評価結果によると、教育学部がある大学45校のうち、8校がA評価、26校がB評価、11校がC評価を受けた。教科部は、「専任教員の確保」「適切な教育課程の編成」「教育満足度」などを土台として評価を行ったという。

 A評価を受けた大学については、入学定員調整の権利などの恩恵を与える反面、C、D評価を受けた大学で、1年後に評価が上がらない場合、教育系学科の入学定員を20%(C評価)から50%(D評価)まで削減しなくてはならない。

 教職課程を置いている大学では、A、B評価はなく、18校がC評価(承認人数20%削減対象)、31校がD評価(承認人数50%削減対象)だった。教育大学院はA評価1校、B評価1校、C評価14校(養成機能50%削減対象)、D評価24校(養成機能廃止対象)だった。詳しい評価結果は、教科部のホームページで確認することができる。

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者

http://www.chosunonline.com/news/20100828000048