韓国プロ野球の球団オーナーに忠告
この状況で、このケンカに勝てるかどうか。
それを知りたければ、「勝てるケンカしかしない」というセンスのある人に、訊いてみればいいと思いますよ。そう、例えば、今をときめく某大阪市長とか。
たいへん遺憾ながら、その方も私と同じ意見を述べられるのではないかと思うのですが。
記事入力 : 2012/06/26 09:13
野球:「第10の球団創設しなければオールスター戦ボイコット」選手協が主張
KBO理事会に真っ向対決−制裁なら公式戦中止も辞さず
オールスター戦取りやめなら独自試合韓国野球委員会(KBO)理事会が第10の球団の創設を無期限留保すると決定したことについて、プロ野球選手たちは「オールスター戦ボイコット」を切り札に真っ向対決に乗り出した。
9球団の選手からなるプロ野球選手協会(朴栽弘〈パク・チェホン〉会長)は25日、ソウル・ガーデン・ホテルで臨時理事会を開き、KBO理事会が第10の球団創設を承認しない場合は、7月21日に大田球場で行われるオールスター戦に出場しないことを決議した。
選手協会は「第10の球団創設問題は、単にチーム数が増えるという次元ではなく、韓国プロ野球の存続にかかわる問題だと認識しているため、やむを得ずこうした決断を下すことになった。プロ野球の発展を阻む一部球団の決定により、選手たちが不本意ながら団体行動をもって野球人や野球ファンの祭典であるオールスター戦出場を拒否することになり、ファンの皆さんに申し訳ない」と述べた。また、「オールスター戦が中止された場合は選手たちが自主的に集まって試合をし、サイン会を開くための準備する」と明らかにした。
KBO理事会の第10球団創設無期限留保決定に対する選手たちの対応は、予想以上に強硬だった。選手協会の創設をめぐり内部でも意見の相違があった2000年とは違い、今回のボイコット決定には異論が出なかったという。パク・チュンシク選手協会事務総長は「各球団の代表がチーム内で意見をまとめてから臨時理事会に出席した。反対意見を述べた人は1人もいなかったと考えてよい」と話す。選手協会は同日、ボイコットに関する結論を出した後、段階別の対応策についてかなり具体的に議論したとのことだ。
選手協会はまた「KBOが第10球団創設の手順を踏まない、あるいはオールスター出場拒否選手に対し制裁を加え、不利益を与えるなら、強硬対応に出ることにした」とも述べた。選手協会は、KBOが10試合の出場停止処分などの制裁を加えるなら、その選手だけでなく選手全員が制裁と同じだけの試合を拒否することを決めた。事実上の公式戦中止も考えられるということだ。
パク事務総長はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するかどうかについては「それよりも強力な対応策を考えているので、そのほかに話し合いはしなかった」と言った。
選手たちのボイコットも辞さないという行動に、KBOも球団も困惑している。ロッテの蒋炳守(チャン・ビョンス)社長は「オールスター戦はファンへのサービスであり、祭りでもあるのに、選手たちが第10球団創設問題と関係づけるのは、選手としての本分を忘れたもの」と述べた。9球団団長会議の幹事を務めているサムスンのソン・サムボン団長は「選手たちは最低限の交渉もせず、あまりにも強硬な決定を下したことは息の詰まる思い。各球団が選手たちに会い、話を聞き、7月3日の団長定期実行委員会でこの問題を話し合う」としている。
金寅植(キム・インシク)KBO規則委員長は「第10の球団に関する選手たちの考えは理解できるが、ファンのことを考えると簡単にはできないことなので、どのように仲介すべきか分からない。オールスター戦ボイコット後に起こると思われるさまざまな問題をどのように乗り切っていくか心配」と懸念を見せた。
当初、第10球団創設に賛成していたが、一部球団の反対に遭ったKBOも困っているのは同じだ。KBOのヤン・ヘヨン事務総長は「KBOは当然、第10の球団創設を望んでいるが、各球団の代表からなる理事会の決定は尊重するしかない。今、球団代表たちが集まるからといって答えを出せる問題ではなさそうだ。ひとまず7月3日の団長会議で対策を話し合う予定だ。オールスター戦は予定通り準備する」と語った。
姜鎬哲(カン・ホチョル)記者 , キム・ドンヒョン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/26/2012062600565.html
記事入力 : 2012/06/27 08:06
野球:一球会「選手協会のオールスター戦ボイコット支持」韓国で実績を残した元プロ野球選手の集まりである社団法人「一球会」は、韓国プロ野球選手協会によるオールスター戦ボイコットを支持する見解を表明した。一球会は26日に声明で「選手協会が『第10の球団創設が承認されなければオールスター戦をボイコットする』と発表したことについて、進んで同意する」と述べた。そして「第10の球団創設に反対する既存球団は、今のプロ野球人気が球団の努力だけで築かれたものではないことを肝に銘じるべきだ」とくぎを刺した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/27/2012062700456.html
記事入力 : 2012/06/27 08:06
野球:最小試合数で入場者400万人突破座席占有率80.6%
あっという間に入場者がさらに100万人増えた。記録的な興行を続けている今年の韓国プロ野球では、26日までに通算401万6388人が入場、過去最少試合数で入場者400万人を突破した。開幕後255試合で、これまでの記録(2011年の307試合)に比べ52試合も早い。100万人、200万人、300万人、400万人の全てを最少試合数で記録している。
特筆すべきは座席占有率だ。今年、プロ野球の座席占有率は26日までに80.6%に達した。過去最多入場者数(680万9965人)を記録した昨年の65.7%はもちろん、昨年の米大リーグ(69.9%)、日本プロ野球(65.9%)の座席占有率に比べ10%以上高い。入場券売り切れ回数は95回に達した。
座席占有率が高いのは、球場の規模とも関係がある。韓国では社稷・蚕室・文鶴球場を除けば2万席規模の球場がない。占有率が最も高い球団は大邱球場(1万席)を本拠地とするサムスンの88.0%だった。大邱市が推進している新球場はまだ着工もしていない。これでは「席がなくて見られない」というファンの嘆きが尽きることはないだろう。
キム・ドンヒョン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/27/2012062700457.html