個人的な感じを述べさせていただくと、決して楽観はできないと思っています。
「まさかこの企業が」と思う事例を、たくさん見てきていますからね。順番としてはラグビー・野球・バレーボールのほうが先に〈危機〉が来るのではないかと思いますけど、事と次第によってはガンバにそういうことが起きることもありうるでしょう。
もしかして、胸スポンサーがチェルシーのあれと同じになったり、いえそれどころか、AQUAブランドを展開するあの企業がついたりして…。
私の妄想で終わればそれはそれでいいのですが、あるいはそれが「グローバル化」とかいうものの帰結となるのかもしれません。
パナ、G大阪メーンスポンサー継続
パナソニックの鍛治舎巧専務役員(61)が14日、来季J2に降格するG大阪のメーンスポンサーを今後も継続する方向性を示した。兵庫県内で取材に応じ「(J2でも)いろいろな地方に行くし、ローカルのテレビ局も放送してくれる」と、降格しても生じる広告価値について言及。十数億円と言われる出資については「まだ天皇杯もあるし、監督人事もある。すべて終わってから、どうするか検討したい」と話し、減額の含みも持たせた。業績が悪化している同社は男子バスケットボール部と女子バドミントン部を休部し、プロゴルファー石川遼との所属契約も満了。他のスポーツの支援について同専務役員は「野球、ラグビー、バレーボールについてはこれからも支援していくことに変わりない」と話した。[2012年12月15日10時14分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20121215-1060022.html
いずれにせよ、単なる「1年でJ1復帰」ということだけでなく、来季の1年はガンバにとって重大な正念場になるかもしれません。いばらの道が待っているという覚悟を決めておく必要がありそうです。
【G大阪】主力大量流出はない見通し
G大阪の梶居勝志強化本部長は12日、チームがJ2に降格したことによる主力選手の大量流出はないとの見通しを示した。チームにはMF遠藤、DF今野の日本代表コンビに加え、代表レベルの選手が大勢いる。J2降格により、草刈り場になることも考えられたが、同強化本部長は「今日の時点で正式に来ている(他クラブからの)オファーは、3人だけです」と明かした。3選手は明らかにしていないが、それぞれ1クラブからのオファーに止まっているという。
その理由として、同強化本部長は「ガンバの選手は年俸が高くて、取りづらいと思われているのだろうか」との考えを示した。
[2012年12月13日6時26分]
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20121213-1059061.html