仙台駅から仙山線で一駅、東照宮駅を最寄にしたところに、鎮台が置かれ、陸軍歩兵第四連隊が駐留したかつての軍都・仙台の陸軍墓地である常盤台霊苑があります。
普通に歩けば10分とかからない距離ですが、道路脇には積まれて残った雪もあって、なかなか難儀な道のりでした。
が、着いてからのことを思えば、それくらい大したことではありません。
雪に埋もれてるし、鍵かかってるし。
この東照宮のように、人が通れる参道を確保するという作業もされていないようですし、仮に入れたところで雪に埋もれて遭難するのがオチです。まあ、ここのところの天候を見て、こうなる可能性はあるだろうとは思っていました。
仕方がないので、霊苑を横に見ながらもう少し先までさらに歩みを進めると、裏手の墓地に上る道が左手に見えてきます。その墓地からは、常盤台霊苑を裏から見下ろすことができます。
雪に埋もれきった霊苑の向こうに仙台駅方面を望む、その眺めはなかなかのものです。個人墓域・合葬墓碑を合わせてかなりの規模の墓地が、当時あった場所にそのまま残っています。
次回はぜひ、こんなに雪の積もっていない時に、訪れたいと思います。
ということで、墓域内部の詳細についてはこちらをどうぞ。
