【北京の風景】北京市八宝山革命公墓・その2:人間と野良猫との違い

人民公墓は「その3」の記事中で追い出されてしまったので、今度は革命公墓へ。革命公墓の記事の「その1」は、1年以上前のものです。同じ場所を取り上げたものなので、続き番号にしてみます。

【北京の風景】北京市八宝山人民公墓・その3:革命公墓と人民公墓との違い

【北京の風景】北京市八宝山革命公墓

この革命公墓については、以前にも引いた毎日新聞のこの記事が、いい写真を載せています。

北京的風景(40)清明節の八宝山 二つの墓地を歩く - 毎日新聞


八宝山革命公墓の入り口


カメラが刻まれた党幹部の墓石


花で飾られた党幹部の墓地


花で飾られる党幹部の墓地


習近平国家主席がかつて秘書を務めた元国防部長、耿ヒョウの墓


女性党幹部の墓


曽慶江元国家副主席の父、曽山の墓


陳雲元政治局常務委員の墓


党幹部の遺影に頭を下げる親族ら


薄熙来氏の父、薄一波元副首相の墓


夫婦二人の写真が目立つ革命公墓


李先念国家主席の墓


姚依林元副首相の墓

ただ、このあたりの写真はまあ、行けば誰でも撮れます。

でもこちら。こうした納骨堂は革命公墓骨灰堂の一角だと思うのですが、ここは閉鎖スペースとなっていて、一般人の立ち入りは認められていません。毎日新聞の記者さんによる正規の取材であるということで、ここに入って撮影することが認められたんだと思います。



花で飾られる革命公墓の一角


限られたスペースに並ぶ党幹部の名前が刻まれた墓石

この辺の待遇や活動範囲に、ちゃんとした人間とそこらへんの野良猫との差が、出てくるというわけです。

あ、ちなみに、人民公墓にもこうした納骨壇はありますが、革命公墓と違って誰もが通れる通路に面した塀型もしくは擁壁型なので、上のようなアクセス制限はありません。