【大邱の風景】大邱市立公園墓地から現代公園へ
こちらの続きです。
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埋葬墓域のいちばん上の方まで来てみました。
そこそこ高めの木が墓域を囲んでいるのがわかると思います。
では、この並木と道路の向こう側に何があるかというと、またお墓です。それもとびっきり広い墓地です。
財団法人が運営する現代公園がそれです。大邱市立公園墓地と隣り合っている、というか、市立公園墓地の裏手全体、三方を現代公園が取り囲んでいる、といった感じです。ちなみに、財団法人現代公園は、大邱広域市の4か所の公設墓地全ての委託管理者でもあります。
http://www.daegu.go.kr/welf/index.do?menu_id=00001041
www.hdpark.co.kr
公営と民営ではお墓の雰囲気が明らかに違う、というのはまあ当然と言えば当然ですし、あちこちでしばしば見られることです。
ただね、ここは…広いねん…広すぎるねん。自分の二本の足だけで太刀打ちするのは無理です…。
写真で切り取ってるのは、全体からすればごくごく一部ですからね。この山越えた向こうにもずーっと広がってるんですから。電動自転車でも回りきるのは無理、スクーターですら途中でヘタりそうです。
遠くに管理事務所が見えます。今回は大邱市立公園墓地から回ってきましたが、2年前、初めてここを訪れた時には、あそこからスタートしました。
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上の記事で書いたように、ここには「民族民主烈士墓域」と称して民主化運動家・社会運動家が葬られていて、各「烈士」の墓への道を案内する矢印看板をあちこちで見かけるのですが、あちこちで見かけるということは固まって存在はしてないということで、しかもこの広さ。
この案内板の造作ほど簡単には見つからないですよ。ここは不案内な素人には優しくないところです。
前回、夕方近くに来て時間切れだったんで、今回は少し早めにスケジュールを入れたんですが、昼頃に着いて時間に余裕があっても体力が持たない、次の用事が待っている、ということで、あまり変わり映えのしない不完全燃焼な訪問となりました。これはもう、他の用事のついでに釜山からの日帰りでは難しいでしょう。前日から泊まり込んで、朝からお弁当持ってくるくらいでないと。
ちなみに今回、たまたま見られた唯一の烈士のお墓がこちらです。「農民運動家」とありますね。
まだやることが残っているので、いろいろ諦めてこのへんで移動します。
なお、現代公園には、ここに加えて現代公園2墓地というのも既にあるのですが、ここから十数キロ、漆谷インターチェンジから高速道路に乗って次のインターチェンジで降りるくらい離れていますので、今回はスルーします。
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