韓国芸能界と兵役との関係の変化

まあ、10年ほど前の韓国社会のことを考えてみれば、こうやって芸能人が次々と入隊して除隊して復帰して活躍しているのは、大きな様変わりと言ってもいいでしょう。除隊後にも活動を続けて成功している先例が増えたのと、実際問題として芸能人としての「寿命」が延びて、旬の時期に集中して荒稼ぎするのではなく、息長く出続けるというスタイルが認知されるようになったことが、大きく効いていると思います。

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そのへんのこと、ナムジンやピやPSYに話を聞いてみたい気もしますが、ナムジンはいいとしてもあとの二人には古傷をえぐることになると思うので、実際に訊くのは躊躇われます。ましてやユスンジュンは…。

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K-POPアイドルの入隊・除隊が活発化…「兵役が重荷になる時代ではない」
2020年05月14日 話題 #兵役

この春、人気アイドルたちがファンとの「しばしの別れ」を告げている。20代後半のメンバーたちが相次いで入隊するためだ。

現役兵の入隊延期および海外旅行許可制度の変更によって、芸能人が入隊を最大限延期していた過去と違って、早めの入隊が続いているのだ。入隊延期の期間は2年間で、5回を超えることはできない。

2018年の兵役法改正後、突然入隊したHighlightのユン・ドゥジュンが、4月10日に満期除隊している。彼は主演ドラマ『美味しい初恋~ゴハン行こうよ~』の撮影途中、突如入隊して世間を驚かせた。

真面目な軍生活で評判だった彼は「大事な時間だった」と、たくましい姿で18カ月の軍生活を振り返った。

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(写真提供=Around USエンターテインメント)ユン・ドゥジュン

ほかにも2AMのチョ・グォン、BTOBのソ・ウングァン、2PMのチャン・ウヨンが相次いで軍生活を終えている。

彼らは除隊後、早い活動復帰で周囲を喜ばせた。ユン・ドゥジュンは、人気料理バラエティ番組のスピンオフ版へ出演が決まっている。

チョ・グォンも、JTBCバラエティ『知ってるお兄さん』で華麗な復帰を知らせた。

ソ・ウングァンはは4月21日に先行公開シングル『引き出し』(原題)を発表し、ソロアーティストへの変身を予告した。

“除隊アイドル”たちが活躍を繰り広げられるなか、入隊も相次いでいる。WINNERのJINU(ジヌ)とHOONY(フニ)が入隊し、5月11日にはBTOBのユク・ソンジェ、イム・ヒョンシク、PENTAGONのJINHO(ジノ)が並んで入隊した。

また、EXOのD.Oとシウミンに続き、5月14日にスホが入隊する。

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(写真=EXO公式ファンクラブ・アプリLysn)EXO。左から3番目がスホ

4週間の基礎軍事訓練を終えたあと、社会服務の要員として代替服務する予定だ。6月15日には歌手ロイ・キム、7月にはVIXXのケンらが入隊を控えている。

とある業界関係者は「かつてはできるだけ入隊を延ばすケースが多く、入隊時期もバラバラだった。しかし最近は、同年齢のアイドルが相次いで入隊し、バトンタッチも活発に行われている。活動期間よりは年齢がもっと重要な要素になった。入隊すれば世間から忘れられるという認識も変わり、むしろ除隊後にもっと活発に活動するアイドルも多い。芸能人にとって兵役が大きな妨げにはなっていない」と伝えた。

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