釜山西面のロッテシネマで映画「英雄」を観る。

3年ぶりに韓国・釜山へとやってきました。新型コロナウイルスの流行で渡航が途絶えてから初めての韓国、出入国手続きがいろいろ変わっていて戸惑うことは多かったものの、何とか韓国入りに成功しました。

初日は時間も限られているので、いつものように定宿から近いNC百貨店上のロッテシネマで映画を観ることにします。もともと見たいと思っていた作品がちょうどいい時間にやっていたので、そのままそれを観ることにしました。


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始まって3分で「ん?」と思ったのですが、それは私に予備知識がなかったせいであって、これはもともとミュージカルとして演じられていたものを映画化したんですね。なるほど道理で、あの人もこの人も歌うわけだ。

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つまりこれって、歴史的な考証を云々すべき作品ではなく、そこに込められたパッションを読み取り、論ずるべきものなのでしょう。歴史の教材にはならないでしょうが(少なくともそのままでは使えない)、文学として読み解くことはできそうな気もします。

迫力のある場面もあり、面白くないわけでは決してないんですよ。ただ、内容的に日本公開は…どうかなあ。伊藤博文がらみのあれやこれやは見どころだと思うんですけどねえ。

まあでもとりあえず、男性陣がおっさん揃いの中で起用されていたイヒョヌは、ひときわ目立ってましたね。

でも確か彼、もうアラサーやったと思うけどな。「この役を演じるのに年齢が何の関係があるか」と言われるかもしれませんけど、私の空耳でなければ、劇中では10代の役を演じていたはず…。

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あとこれは、本当に申し訳ないんですが、途中どうしても、この人の面影がちらついて仕方なかったです…。こればっかりは、誰が悪いのでもなく、ただただ私が悪いのです。


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