『過速スキャンダル』

昨年12月の公開であったので、「観てみたいけど、もう終わりかけているかな…」と思っていた映画が、ロングランでいまだ大ヒット上映中だと聞いて、時間のあるこの旧正月休みに観に行った。

『過速スキャンダル』。チャテヒョン主演のコメディ映画となれば、これはもう観る前から期待大である。竜山CGVの19時30分からの回は、公開後すでに2ヶ月近く経っているにもかかわらず、家族連れやカップルなど多様な客層で満席だった。
ストーリーのネタばらしをここでするつもりはないが、題名と裏腹に、観客をホッとさせ、安心させるような作品である。実際にヒットを飛ばした歌手でもあるチャテヒョンの映画にふさわしく、音楽もあり、笑いもあり、涙もある。もちろん台詞を完璧に理解して観ることは難しかったのだが、それでも周囲と同じタイミングで笑えた。
そしてまたこの子役の子が可愛いのなんのって…。
いい映画を観て一日を終えることができて、今日はいい一日だった。

興行成績:『スピード・スキャンダル』韓国コメディー映画歴代1位確実

 映画『スピード・スキャンダル』は韓国のコメディー映画で歴代最高の興行成績達成を目前にしている。

 制作会社によると、『スピード・スキャンダル』は21日に観客4万5000人を動員、これまでの合計観客数が659万5000人に達した。このため、22日にはこれまで韓国のコメディー映画興行1位だった『カンナさん大成功です!』を超えるのは確実とみられている。『カンナさん大成功です!』の興行成績は661万9498人だ。

 これで、昨年12月3日に封切られた『スピード・スキャンダル』は公開51日にして韓国映画全体としては歴代興行成績11位という記録を作ることになった。今も『スピード・スキャンダル』はファミリー客を集めており、今年の旧正月連休(24日から27日まで)には700万人突破も夢ではない。

 もし、観客動員700万人を達成すれば、『スピード・スキャンダル』の興行成績は、『タチャ/いかさま師』(684万7777人)、『良い奴、悪い奴、変な奴』(668万5742人)を超え歴代9位になり、昨年公開された映画の中では1位になる。

キム・ウング記者

http://www.chosunonline.com/article/20090123000017

チャテヒョン出演の映画としては、日本で有名なのはもちろん『猟奇的な彼女』だろう。ただ、チャテヒョンの音楽と二枚目半のスター振りとを味わうには、この映画はぜひ『覆面ダルホ』と併せて観たいところ。

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ついでに、まさかこの映画に土田晃之が出演しているとは思いもよらなかった。まあ確かにサッカーに関心があれば、韓国にも関心があっても不思議ではないが…。