2020-01-01から1年間の記事一覧

大分で自然葬を始めたお寺

少し間を空けて、大分合同新聞と毎日新聞に同じお寺さんの記事が出ていました。韓国の「葬事等に関する法律」第2条では、「「自然葬」とは、火葬した遺骨の骨粉を樹木・草花・芝生などの下や周囲に埋めて葬ることをいう」と定義されています。大分合同新聞の…

9℃『目黒さんは初めてじゃない』を読む。

最近読んで面白かった作品。うっかり既刊を全部買って読んでしまった。目黒さんは初めてじゃない(1) (パルシィコミックス)作者:9℃発売日: 2018/11/13メディア: Kindle版目黒さんは初めてじゃない(2) (パルシィコミックス)作者:9℃発売日: 2019/04/12…

延高戦/高延戦も学園祭もオンラインで?

延世大学校と高麗大学校の対抗戦の呼び方、「延高戦」が一般的なのは分かっていますけど、「高延戦」という文言もどこかに入れておきたくはなります。blue-black-osaka.hatenablog.com blue-black-osaka.hatenablog.com blue-black-osaka.hatenablog.comそれ…

鼎足山公園におけるある「労働解放烈士」の33回忌追慕祭

鼎足山公園(솥발산공원)と言えばこちらです。全国に4か所を数える民主化運動・労働運動関連の「烈士」が眠る「民族民主烈士墓域」の所在地です*1。blue-black-osaka.hatenablog.com blue-black-osaka.hatenablog.com blue-black-osaka.hatenablog.com昌原…

秋夕の墓参自粛要請と、非対面型追悼の推奨

秋夕の墓参ともなれば、普段は閑散としていても人の密集は屋内外を問わずあり得ますし、そこまでしてその時期にこぞってせなならんものかと問われれば、生きてる人間を危険に晒してまですべきことではない、という結論に至るのはまあ当然といえば当然です。…

ソンガンホ・カンドンウォン・ペドゥナ+是枝裕和

このメンツはヤバいですね。期待しかない。www.youtube.com www.youtube.com [韓流]ソン・ガンホとカン・ドンウォン 是枝裕和監督の新作で出演へ 左からソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ(CJエンターテインメント、YGエンターテインメント、ジ…

お寺による墓参り・墓管理代行サービスの立ち上げ

先日記事にしたタクシー会社による代行サービスと基本、似たようなサービス内容であると思います。ただ、代行サービスの提供という以外にもいろいろ考えているようですし、そもそも母体の性格が異なれば、提供できるサービスのあり方や強みに違いが出てくる…

平和資料館の継承の問題

以前、戦没者慰霊碑のことで同じ点が指摘されていました。基本的に、抱えている問題に変わるところはありません。blue-black-osaka.hatenablog.com コロナ禍と平和資料館 財政難に電子空間で活路 2020年8月27日 午前7時30分 【論説】戦争や平和をテーマにし…

タクシー会社による墓参り代行サービス

「なんか似たような記事を読んだ気がする」と思ったら、同じ会社が全国でやってたんですね。タクシー会社が、というのは、送迎などでお年寄りと接点のある業種だから、ということなんでしょう。www.youtube.comお墓参りは、そこに行くこともさることながら、…

京都市電車両が墓地の法要施設に

これはまた珍しい旧車両活用法ではないですかね。法要施設ですか。祭壇とか献花台などを設置するんですかね、車内に。でもこの話がなかったら廃車だったということですし、これまでも長らく大宮交通公園で野ざらし状態だったわけですよ。現役で使うのであれ…

南洋に残っていた慰霊碑の転用石とその後

転用石と言えば、個人的に思い出すのはやはり釜山・峨眉洞なのですが。ここもおそらく、その後変化しているはずです。blue-black-osaka.hatenablog.comそれはさておき、偶然が導いた慰霊碑の発見とその後の話。点が線で繋がり、歴史の一面を掘り起こすに至っ…

日本の陸士出身韓国人:李基東『悲劇の軍人たち』書評記事

興味深い本の書評記事が出ていたので、日韓対訳でクリップ。実際の本に当たるには、韓国語で読まないといけないですけどね。こういう書籍を、よりカジュアルに翻訳で読むことができる環境なりシステムなりを構築できないかなー。www.kyobobook.co.kr 記事入…

近鉄の団体専用列車リニューアル

私自身は近鉄沿線の住民になったことはないのですが、それでもたまに近鉄に乗った時に、こうした団体専用列車の車両を目にすることはあります。www.kintetsu.jpwww.club-t.com news.mynavi.jp JR西日本も、おおさか東線に特急を走らすなら、これくらいの車両…

甲子園での高校野球交流試合、無事終了。

全試合、とはいきませんでしたが、可能な限りの試合をテレビとスマホで見守っていました。接戦・熱戦も多く、予想以上に真剣さと盛り上がりを見せていたと思います。もちろん不足や課題はありますけど、交流試合として最低限のところはクリアしたのではなか…

「国立墓地の政治」をめぐる論議の論点

この話、こちらの記事の続きになります。blue-black-osaka.hatenablog.comそしてこの間、白善燁将軍死去というニュースがありました。www.yna.co.krそして、その人物評価をめぐる対立がある中で、ともあれ大田顕忠院への安葬が行われました。www.yna.co.kr …

大阪・梅田の「梅田墓」発掘調査

以前記事にしたこともある「梅田墓」の発掘調査で発表があったみたいですね。blue-black-osaka.hatenablog.com昨日今日の発見ではなく、これまでの研究成果の報告ということになるかと思いますので、下記リンクをチェックすることをお勧めします。www.city.o…

【徳島の風景】徳島県戦没者記念館

こちらのさらに続きです。blue-black-osaka.hatenablog.com前の記事で見た境内の案内図には見えませんが、この徳島県護国神社の境内に、戦没者記念館があります。平成26年開館というだけあって、境内でもここはひときわ新しさを感じます。 訪問時には特段の…

【徳島の風景】徳島護国神社

こちらの記事の続きというか本編。blue-black-osaka.hatenablog.comgokoku-jinja.jp ja.wikipedia.orgTwitterアカウントもあるんですね。twitter.com上記サイトには境内地図もあって、これは分かりやすいです。地図によっては、そこにある「大國神社」の方が…

【徳島の風景】徳島県護国神社への道

徳島への旅はこれまで二度ほど記事にしたことがあったのですが、最初は眉山の西方、西部公園の徳島陸軍墓地を訪れたもの。blue-black-osaka.hatenablog.comその後もう一度、訪れたことがあります。blue-black-osaka.hatenablog.comただ問題は、後のほうの旅…

「単身者向け遺言信託」という金融商品

有料記事なので一般人はネット上では最後まで読めませんが、一般紙のなかでは毎日新聞だけが記事にしているようです。mainichi.jp mainichi.jp「遺言信託」自体は別に単身者向けのものというわけではありませんが、その枠の中で「単身者向けに特化した商品を…

地学も学ぼう。

実際、私は高校で地学を選択したんですよね(習ったことは全然覚えてないけど、興味は今もある)。そのころから理科のなかでは選択者がダントツに少なかったですし、その状況が今も続いているということなんでしょう。誰もが専門家になる必要はありませんが…

リュホジョン議員のワンピース登院の話

ま、結論から申し上げますと、「こういうことでゴチャゴチャ言うヤツに碌なのおらん。ええぞどんどんやれ」というのが私の考えなのですけどね。ところで一本目の記事、東亜日報はなんで削除したんすか? 류호정이 쏘아올린 복장의 정치학…남성 중심적 국회 …

日本遺族会の慰霊事業など、今年は中断。

まあそもそも、事実上、国外に出れませんからね。「来年行けたらええやん」と軽々しく言える話ではないのですが、やむを得ませんよねえ。来年には海外渡航できるようになってたらええんやけどなあ。 遺族会の慰霊事業が中断 コロナで渡航困難―高齢者多く「早…

熊本豪雨から1カ月目の追悼

豪雨災害からひと月が過ぎ、復旧はまだまだでしょうけど、各地で追悼が行われたようです。 球磨川見つめ鎮魂の祈り 熊本豪雨1カ月、被災地で追悼 2020/8/4 23:00 (JST)8/5 14:17 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社 母と伯母が濁流にのまれて犠牲となり、実家跡…

ある殉職消防官の死と、公的な弔いの話:全羅南道の場合

先日の大雨で災害救助活動中に流されて死亡した消防官の永訣式(告別式)が公葬(全羅南道葬)として行なわれた、というニュースです。他にも同じような例はたくさんあるかもしれませんが、私が知った限りでは、これが2例目です。www.youtube.com imnews.imb…

東彼杵郡川棚町の戦争遺構群

昨日の小値賀町の記事の関連で読んだ長崎新聞の記事。長崎にたびたび行く機会があった時から、JR大村線沿いに戦争遺構があるのは知っていましたし、小串郷駅近くの「特攻殉国の碑」なんかはすごく気になっていたのですが、あの当時はそういうのを見て回る暇…

移設されて残っていた奉安殿

長崎県北松浦郡小値賀町というと、五島列島の北の方なんですが、そこで戦前戦中の奉安殿が現存しているのが確認された、というニュース。設置・移設の経緯や戦後の遺され方も含めて興味深いケースだと思います。関係者の理解を得て、調査と保存が進むといい…

戦没者慰霊碑の維持管理から継承をめぐる問題

これ、これまでにも問題になってきましたけど、これからさらに問題になってきます。こうした碑を建立した世代が徐々にこの世を去り、その限界が近づいてきているからです。時代の当事者でもあった第一世代と、間接的にしか当時を知らない第二世代以降の断絶…

尼崎・ユニチカ記念館、解体の危機

尼崎には正直あまり縁がないんですけど、工業都市としての尼崎の近代化の歴史をとどめる遺産って、あんまり残ってない気がするんですけどねえ。こういう建築物は、解体したらそれで終わりです。ユニチカ一社ではどうにもならないのかもしれませんが、倉敷の…

朴元淳・ソウル市長の「死」をめぐる2本の記事

朴元淳・ソウル市長の「死」については、いろんなことが言われていて、全部読もうにも読み切れないのですが、そんな中で記録と記憶にとどめておくにふさわしいと思われる日韓の論説とインタビュー記事。セクハラを追求する側として登場し、セクハラを追求す…